奥秩父主脈縦走 1日目
自分は台風が一番強い時間帯に外に出たんでひどい目に遭った。
車で移動してたんで、移動中は被害には遭わなかったけど、
(それでも走行中、いろんなものが飛んでいるのを目撃した)
車から建物に入る一瞬が大変だった。
暴風のため傘なんてさすことができないので、全身びしょ濡れ。
ゴアの雨合羽を着ればよかった…
車のドアの開閉も強風のためなかなかできないし。
暴風雨がおさまって電車が動き出してからは
電車で帰宅の途についたんだけど、
ダイヤが正常どおりでなかったので、家まで普段1時間半弱のところ、
3時間ぐらいかかった。
それでもまだ自分は恵まれてるみたい。
通常1時間半通勤が8時間かかったって人もいたから…
というか、今年って、首都圏の交通機関が完全マヒしたのって、これで2度目?
3・11のときと、今回の台風。
まさに当たり年なのかも。
雑談はこれくらいにして。
じつはこの3連休にまた山に入ろうと思ってたんだけど、
乗るはずだったバス路線が台風のための土砂崩れで運休。
一気にやる気がなくなって、ゆる山に切り替えることもできず、
先週に行った奥秩父~奥多摩の記録を書いて過ごすことにした。

奥秩父主脈ルート。クリックして拡大。
後から有名なルートと知ったが、自分的には自分で見つけたもの。
敗退してからもずっと行きたいと思っていて、密かに計画を練っていた。
最近は時間がないので、山行日数を減らすため、
負荷をいろいろ軽くすることにした。
まずは瑞牆山荘(みずがきさんそう)を起点にした。
前は奥多摩駅を起点としたんだけど、
瑞牆山荘からだとバスでかなりの標高まで登ることができるので。
瑞牆山荘から奥多摩駅までの標高差は下の画像のようなかんじ。
金峰山までは登りだが、あとは多少のアップダウンはあるけれど、ゆるい下りとなる。

クリックして拡大。
それから、今は山に全然行ってなくてもう重荷を担ぐ力はないので、
装備の少ない無雪期を選択。
っていうか、寒いのはやだし。
前回は寒さのために敗退したようなものだから。
でも、寒いのもやだけど、暑くても体にかかる負荷も大きくなるし、
水を担いで荷も重くなるしで、それなりに涼しい時期を選択。
そしたら今がちょうどよい季節?
ってことで、時間をやりくりしてさっそく出発。
韮崎から登山口の瑞牆山荘までのバスの始発は以外に遅く、
前泊しなくても大丈夫な時間だった。
前夜は2時間ほどしか眠れなかったので、
韮崎までの電車の時間を有効に使い、爆睡。よだれ垂らしてたかも^^;
韮崎からバスに乗り換えてもさらに爆睡。上向いて口あけて寝てたかも^^;
でも、これで合計5時間ほどの睡眠をとったことになるので一安心。
瑞牆山荘から富士見平小屋までは、軽い登りのウォーミングアップ。

富士見平小屋。
昔、ここで醜悪な犯罪があったとか…
富士見平小屋にザックをデポして、瑞牆山(みずがきやま)をピストン。
奥秩父主脈縦走をやってる人は、この山をカットしている人が多いけど、
自分は好きな山なのであえて入れてみた。

瑞牆山の岩。

瑞牆山山頂。ガスってて展望はゼロ。

山頂には人がたくさん。
なんか人がたくさんいてちょっと残念…
こんなことなら瑞牆山は省略してもよかったかも。
こんなに人が登る山なのに、
富士見平小屋から瑞牆山の道は意外に悪かった。
赤テープが見にくいところについてたりするので、
コースアウトしたことも何度かあった。
富士見平小屋に戻ってザックを拾って、金峰山(きんぷさん)に向かった。
この瑞牆山から甲武信岳のルートは、昔、ビスタ~リさんと歩いたことがある。
あのときはうっすらと雪がついていたんだっけ。
そのときのビスタ~リさんの記録はこちら↓
自分の記録はショボ過ぎるので興味ある方は一読されたし。



2006年だって。
もう5年も前のことなのか…

しばらく歩いて大日小屋を通過。
水場がきちんと出ているみたいで、水の流れる音がしていた。
大昔、ここで泊まったことあったなあ。

大日岩。ここは前に登ったことあるので、通過。

そして森林限界を超え、金峰山への稜線へ。

これって五丈岩だっけ?

金峰山山頂からの五丈岩。いつかここも登ってみなきゃ。
金峰山からは金峰山小屋を見降ろして大弛峠(おおだるみとうげ)へと急ぐ。
金峰山小屋はビスタ~リさんと冬期小屋に泊まった思い出の場所。
あのときは大寒波が来て、非常に寒い思いをしたんだっけか。
目の前で、水がバリバリと凍って行くのはじめて見たんだっけ。

暗くなる前に大弛峠(おおだるみとうげ)にある大弛小屋に到着。
ちょうど食事が終わった小屋泊の方達に遭遇し、
空になった土鍋を見て、これが噂の大弛小屋のすき焼きか…と思い、
今度絶対に小屋に食事付きで泊まろうと誓うのであった。
ほかにも喫茶なんてあって、魅惑的なメニューが。

喫茶大弛のメニュー。
テントの受付を済ませ、ツェルトを張って就寝。
寝具はダウン+雨具上下+シュラフカバーだけだったので寒い思いをした。
夜中に寒さで目覚め、体を温めるためにシットアップ。
この時期の30度超えの東京では考えられないことだ。
標高2365mだからそれなりに寒いんだな。
ピンクの線がこの日の行程。意外に少ないなあ。

クリックして拡大。
奥秩父主脈縦走 2日目に続く。
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COMMENT
私も奥秩父縦走ってやってみたいんだけどなー
それにしても あまり山に行けてないみたいなのに
ミズガキ登ってから金峰に向かうなんて 余裕のよっちゃん。
筋肉ないなんてウソみたいだね。
柔らかな筋肉 たっぷりもってるんちゃう。
何はともあれ テルちんが元気に山行ってるのが
ねーちゃんは嬉しいっす。
お母様のお世話もおつかれさま^^
今度絶対に小屋に食事付きで泊まろうと誓うのであった
やっぱり、輝子さん。(笑)
>ツェルトを張って・・・シュラフカバーだけだったので寒い思いをした。・・・標高2365mだからそれなりに寒いんだな。
さすがは輝子さん。ようやるなあ!
徒歩15分が災いして「帰れるうちに帰れ」と一番ヒドい時間帯に会社を追い出され、横殴りの風と雨の中帰宅。
「これ、山だったら死ぬ…」と本気で思いました。ゴアのカッパ、着れば良かった!
縦走記録、プレッシャーに応えてくれて嬉しいです。
続きも楽しみですよー、と、更にプレッシャーを(^^

私も奥秩父縦走やってみたい人がここにも^^
> 筋肉ないなんてウソみたいだね。
> 柔らかな筋肉 たっぷりもってるんちゃう。
このルートは持久力さえあればOKなのでは。
でもまあ、スクワット・ランジなどの筋トレはかかさずやってます。

それでも大腿四頭筋が筋肉痛になったけど。
> ねーちゃんは嬉しいっす。
ねーちゃん?おばちゃん?おばーちゃん…?

今度大弛小屋一緒に泊まってすき焼き食べましょう^^
普通の人だったら、この時期、シュラフカバーだけでOKだと思いますよ。
私だったから寒かったんだと思う。

雑談に反応してくれてありがとうございます^^
To-koさんのサイト見ましたよ。
blog形式にはしないんですか?
いつも拝見してるんだけど、コメントできないのが残念で。
やっぱり暴風のときはゴアのカッパですね。
準備しとけばよかったと思いました。
登山靴も防水だから、登山靴も。
てる (08/25)
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