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 テントでツール・ド・モンブラン2009 day2-1/ヴォザ峠へ 

2010年04月22日 ()
2009年6月28日日曜日。
ツール ド モンブラン (tmb) 2 日目。

3:30起床。どうやら時差ボケ。

ガイドブック、資料など散らかしたまま寝てしまったので、朝露でそれらすべてが湿っている。最悪。片付けると、おなかがすいていたのでビスケットと牛乳で軽食。再び就寝。4:12頃にニワトリの声を聞く。5:30に再び起き出す。

(このエントリは 「テントで tmb 2009 day1-2/レ ズーシュ到着」 からの続きです)

シュラフから出ると、テントの入口を開けて換気。フライがびしょ濡れなところを見ると、寝ている間に雨が降ったらしい。しかし、今は晴れている。ラッキー♪


さて、本日の予定。とりあえずは昨日行けたらいいな、と思ってたレ コンタミヌ モンジョワまで。コースタイムは6h05。ちょっと少なめなので、その先のテン場があるレ シャピユーも一応頭に入れておくことにする。レ コンタミヌ モンジョワからレ シャピユーまでは7h15。合計すると13h20となるが、無理な行動時間ではない。でも、前日もできたらシャモニ→レ ズーシュ→レ コンタミヌ モンジョワまで行きたいと思ってたのに、肩と足の痛みで行けなかったから本日もそうなるかも^^;



まずは朝食と行動食を用意。バゲットにサーモンをはさんだだけだけど。


朝食と行動食。


行動食の入れ物はバゲットが入ってた紙袋を再利用。

テントの外を見ると、ミディの稜線に朝日があたっていた。こんな景色を眺めながら朝ご飯を食べられるなんて幸せ。でも、メニューは昨夜と同じだけど^^;


エギュイーユ デュ ミディ(3,842m)。ここまで一気にロープウェイで上がれる。

2度目の朝食を食べながら、他のテントを観察。昨夜うるさかったロシア人と思われる集団はなぜか自分のテントの横にぴったりとテントを張っていた。なぜこんなに広い敷地なのに、わざわざ横に張るのだろうか。トイレに近いからか、たぶん。


キャンプ場にあるほかのテント達。


このテントが気になった。アライのDXフライに似ている。


朝食を食べ終わり、ぐっしょり濡れたテントを畳んでパッキングをし、7:10にロープウェイ横の登山道入口からスタート。まずはヴォザ峠(Col de Voza)まで登り。コースタイム1h40と登山口の道標に書いていた。


ロープウェイ 「ベルヴュー」。これで一気にヴォザ峠に上がれるんだけど…


金の節約のため、ロープウェイ横にある tmb コース入口から。


フランスでの tmb の印。イタリア・スイスでは別な印となる。


ヴォザ峠まで道はこんなかんじ。まだまだ本格登山道ではない。

道にはなめくじのような角のあるなにかがいて怖かった。この生き物とは、ほぼ毎日、夜露が乾ききってない午前中に出会った。はじめは気味悪かったが、あまりにもいるので、そのうち全然平気になって、エスカルゴのように食べられるかも… と思ったりもした。慣れって怖い^^;


こんな人。誰なんだろう、この人は。まさかヒル?

なめくじらしきものがいる樹林帯の中にはたくさん木の枝が落ちていたので、2本拾ってダブルストック代わりにした。ストックは飛行機の預け荷物にすると壊れそうだったので、持って来なかったのだ。


うっそうとした林を抜けると、雪山の景色が広がった。そうそう、これこれ。こういう景色を見るために tmb をやりに来たんだよ~。


雪山と建物。リゾート地ってかんじ。こんなところでヴァカンスしたいな~。


と、気づいたら、手袋が片方ない。どう探してもない。どうやら落としてしまったようだ。替えは持ってきていないので、せっかく登ってきた道を下って取りに戻る。赤い手袋だったので、道の真ん中に落ちているのがすぐにみつかった。しかし多少のロスタイム。

気を取り直して再び登って行くと、分岐。道標がないし、地図を見てもいまいちわからないので、カンで道を選ぶ。しばらく行くと山小屋が。そして道標も。道標を地図に照らし合わせて見てみると、違う方向に来てしまっていた。またもと来た道を戻る。ああ、またロスタイム発生。

先程見たリゾート地みたいなところが、めざしているヴォザ峠だった。コースタイムよりも全然速く通過してたので、まさか違うと思ってたのだ。道標に書いてあるコースタイムはかなりゆっくりめなのかも? それとも自分の足の長さは普通の外人並みなのか? 身長の比率で言えば、自分の方がむしろ外人より長い? (^-^)v


足が外人より長いことは判明したけれど、ロスタイムが多かったのでコースタイム1h40のところ2h40かかって、9:50にヴォザ峠に到着。ちょっと早いけどお昼。なんかゆったり休憩したくなるような場所だったんで。


昼飯のサーモンサンド。


峠にあるレストラン。たぶんホテルでもあるらしい。


テントらしきものも。子供の遊び場なのかな。

ここにはモンブランへの入口となるニ デーグル(Nid d'Aigle)へ行ける登山電車が通っている。数年前、自分もこの電車に乗ってモンブランを登ったんだっけか。


登山電車。


テントでツール・ド・モンブラン2009 day2-2/リングワンデリング 」 へ続く。


関連エントリ
テントでツール・ド・モンブラン2009 記録一覧

参考サイト
leshouches.com

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COMMENT

by ロビン
海外、いやヨーロッパ、特にフランスやイギリスの
街並みってきれーだよね。
日本の都会って本当に夢がないし汚いと思うのです。

雪山と緑の草原のうつくしさ・・・
山に登らなくてもゆるゆる散歩したいです。
なんだろなー 街や景色の色合いが素敵。
この景色をみてて なぜかレゴ(オモチャ)を思い出しちゃった。

by てる
v-5ロビ

珍しくまじめなコメント…v-405
いやいや、ありがとうございます。

フランスとかは色をそれほど使ってないから街並みがきれいなのかと。
東京って色使い過ぎだもん。

レゴは実家に行けばまだある。
宇宙船シリーズとか集めたし。

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COMMENT

海外、いやヨーロッパ、特にフランスやイギリスの
街並みってきれーだよね。
日本の都会って本当に夢がないし汚いと思うのです。

雪山と緑の草原のうつくしさ・・・
山に登らなくてもゆるゆる散歩したいです。
なんだろなー 街や景色の色合いが素敵。
この景色をみてて なぜかレゴ(オモチャ)を思い出しちゃった。
[ 2010.04.22(Thu) 22:56] URL | ロビン #qIFa0De. | EDIT | ↑ 

v-5ロビ

珍しくまじめなコメント…v-405
いやいや、ありがとうございます。

フランスとかは色をそれほど使ってないから街並みがきれいなのかと。
東京って色使い過ぎだもん。

レゴは実家に行けばまだある。
宇宙船シリーズとか集めたし。
[ 2010.04.22(Thu) 23:01] URL | てる #juZz/cEU | EDIT | ↑ 

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