初めてのトレイルランニング at 三浦アルプス
中日が大荒れということで泊まりの山はやめて、
一番予報がいい土曜日に日帰りでトレランに行ってきた。
トレランは今回はじめて。
なので、いきなり1000m以上の山にしないで、
標高200mぐらいの三浦アルプスのコースを選んでみた。
本格トレランナーの方からは 「なにそれ?そんなのトレランじゃねーよ」
とか言われそうだが^^;

三浦アルプスとは神奈川県三浦半島の真ん中にある小さい山脈。
赤線部が自分が今回行ったところ。
「京急新逗子駅→仙元山→観音塚→乳頭山→畠山→京急安針塚駅」 のコース。

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バス停近くにはボンジュールというパン屋がある。有名だという話なので、行動食用にパンを2つ買った。季節限定の桜のシュトーレンに心ひかれたが、1400円もするのでやめた^^;
ボンジュールの隣には焼肉屋があった。葉山牛っていうのがあるんだね。知らなかった。いつか食べてみたい…
ボンジュールと焼肉屋の裏手にある急坂のコンクリート道を登ったつきあたりにある教会脇の登山道からスタート。すでに13:50。遅っ。だってー、休日の朝ぐらい寝坊してゆっくり朝ご飯食べたいんだもん。
このコンクリート坂、かなりの急こう配で、足にすぐに乳酸がたまって、あえなく走りが歩きに変わった。その後も急な登り坂はほとんど歩き。トレランナーって本当に登りも走ってるの?すご過ぎ。

早くも仙元山に到着。13:54。トイレはあるけど水は出ない。

もう休憩。ボンジュールで買った天然酵母のよもぎあんパンを食べる。
有名になるほどおいしいというわけではなかった^^;
4分しか登ってないのに、いきなり10分も休憩して、再びトレラン。

道はこんなかんじ。
登山道は上の画像のようにとても歩きやすい。しかし、上のようにすべての道が広いというわけではなかった。中には草をかき分けて行くような細い道もあったので、足が切れないように長ズボンは必須だろう。自分は七分パンツ履いてきちゃったけど^^;
トレランって常に走っているので、地図もあまり見ないし、分岐の確認も一瞬なんで…

気づいたらこんなとこに下っていた。葉山町クリーンセンター。
違う、違う。観音塚をめざしてるんだってば。
登り返してまた走って行くと…

またこんなところに下ってしまった^^; 實教寺のお墓。
實教寺なんて持参の地図に載ってないし。違う、違う。また登り返して分岐に戻る。これはやばいと、今度から分岐は止まってきちんと確認することにした。

じつはこんな立派な標識が至るところにあるし。

観音塚到着、15:14。やれやれ。頭が3つある観音様がいた。
ちなみに普通に歩いて仙元山から観音塚までは45分ぐらい。迷ったので1h10ほどかかってしまった^^;

登山道には椿の花がたくさん。
強風で、たまに椿の花がボトッと落ちる音にドキッとする。
現在地をきちんと確認しながら進み、ようやく乳頭山。

乳頭山。16:20。
観音塚から乳頭山は歩いて2時間ほど。約1時間で着いたので、まあ一応トレランの効果はあるようだ。

乳頭山からの眺め。一応海が見えているんだけど…
ここで2回目の休憩。と言っても、間違って下りてしまった實教寺で地図を見ながら10分ぐらい座ってたけど。今回はちゃんと水分と栄養補給も。
ほんとはこの乳頭山から中尾根を通って二子山から新逗子駅に戻る予定だったのだが、出発も遅かったし、さんざん迷って時間をロスしたため、あきらめて畠山を通って安針塚駅に降りることにした。

畠山。16:56。歩きのコースタイムをそれほど短縮できなかった。

ここにも頭が3つの観音様が。
畠山からは一気に下り。横須賀道路が見えて、その下をくぐり、最初の民家の前を通り過ぎて塚山公園に入った。

塚山公園には三浦安針の墓が。
三浦安針ってウィリアム・アダムスのことだったんだ。どっかで聞いた名前だと思った。墓にある説明を見るまですっかり忘れてた。そういや、三浦安針を主人公とした 『SHOGUN』 って海外ドラマがあったっけ。主演、リチャード・チェンバレンだったよな。チェンバレンは 『遥かなる西部』 ってドラマにも出てて、それも面白かった。
この公園の休憩所でまた一休みして、ボンジュールで買ったもう1個の小豆のパンを食べようとするが、歯が立たないほど堅い。家に帰ってオーブントースターで焼き直してから食べることにして、またリュックにしまい込んだ。
公園のきれいなトイレに入ってから、安針塚駅までひとっ走り。駅前のスーパーでチューハイとさつまあげを買って、駅構内のベンチで軽く打ち上げ、スポーツジムに寄って一風呂浴びて帰宅。ボンジュールの固いパンは焼き直して食べたらおいしかった^-^ トースターの中で炎あげて燃えてたけど。
さて、今回はじめてのトレランだったんで、自分メモとしていろいろ記録しておく。
まず装備。

サングラス、下山後着替え(タオル、半袖T、ショーツ)、ウィンドブレーカー、飲料水500ml(ちょっと足りない)、バンダナ2枚(リュック固定用)、日焼け止め、日焼け止めリップ、行動食(塩飴、コンデンスミルクサンド)、トレラン用でない小さいリュック。上の画像には写ってないけど、ボンジュールで買い足したパン2個、地図、コンパス、携帯、金、デジカメも。
地図は2万5千分の1の地形図じゃなくて、京急が出しているトレッキングマップを使用。等高線とか書いてない、分岐ぐらいしか確認できない地図。この地図のせいで迷ったとも言う… いや、迷ったのは、こんな地図しか用意しなかった自分のせい…

次に服装。靴は普通のランニングシューズ。トレランシューズではない。

4,000円もしない安物ランニングシューズ。
靴裏が街用なので、やっぱり山ではちょっと不安。急な下りなどは滑りそうなので駆けって下りれなかった。
服は、帽子、山用の速乾性長袖Tシャツ、ユニクロの七分丈パンツ、ハイキング用ソックス。下着は間違って綿のパンツを履いて行ってしまった…
かなりの強風だったので花粉が飛んでいるかと思ったが、それほどでもなく、走っている最中は花粉症の症状は出なかった。が、翌日の朝、目と喉が腫れていた。やっぱり花粉はちゃんと飛んでいたようだ。
筋肉痛もとくになし。最近山には行ってないのに。やっぱり200m級だと山とは言えないのか(笑) 大腿四頭筋がちょっと張っているくらい。
二子山にはこんなもの


終わり。
関連エントリ
初めてのトレイルランニング at 三浦アルプス このエントリ
2回目のトレイルランニング at 三浦アルプス
3回目のトレイルランニング at 葉山 大峰山

参考サイト




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COMMENT
トレランの雑誌を立ち読みするとわかるけど、トレランのランナーにとって標高の高さはあんまり関係ないみたいです。それに、近くの鎌倉アルプスでは先日トレラン大会が開催されたばかりだし。 そもそも、標高が高い場所で行われるトレラン大会ってごく最近のことで、もともとはあまり高くない里山みたいな所を走っているイメージでした。〔高尾山とか・・・)
装備は私も適当ですけど、シューズだけはそれ用を準備しておいた方がよさそうです。私は最近は低山ハイクは全部これです。

はー、そうなんですか。
私は魚より肉がいいですね。

そうなんですか?
私はトレランって、ツール・ド・モンブランしか知らなくて^^;
だからあれくらいの標高のところで、
アップダウンもあれくらいあるのが普通なのかと。
今回のルートはアホみたいなもんかな…って思ってたんですが。
今回のルートは道が狭いところがあって草で足を切っちゃうし、
マムシがいるみたいなんで、トレラン向きではないのかもしれないですね。
トレランナーって私のイメージ的に半ズボン履いてる人が多いので。
低山ハイクだったら、私は街でも履いているジョギングシューズを履いてます。
でも、やっぱジョギングシューズだと滑りますね。
早くトレランシューズ買おうっと。
そういえば、昔、アルプス○○って会社で働いていたな~。
トレランですか~、ついに。

鎌倉アルプス、三浦アルプス、葉山アルプス、けっこうアルプスあるみたいです。
あ、北鎌もありますよ(笑
トレランは登りはほとんど走ってません^^;
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