日光ぐるめの旅(3) 湯守釜屋
宿泊した宿、「湯守釜屋」 について。

たまたまじゃらんで、土曜5組限定お部屋おまかせコース9800円というこの宿にしては比較的安いプランがあったので、それに申し込んでみました。じゃらんでなくても、この旅館のページに行くと、このプランをはじめ、いろいろなプランが載っています。とくに冬のオフシーズンは人があまり集まらないみたいで、かなりお得なプランがあります。でも、じゃらんで予約する方が、ポイントになったりするのかな。
建物は新館の本館、旧館の愛山荘に分かれています。我々が泊まった部屋は、古い方の愛山荘。古いと言っても部屋は清潔で広く、豪華な作りでした。
我々の泊まった部屋は8畳の和室で、さらにバルコニーに続く3-4畳ぐらいの小さな部屋がついていました。8畳と言っても、床の間は別なので、床の間入れたら実質もっと広いかな。上の画像がその部屋です。
小部屋には椅子とテーブルが置かれていて、冷蔵庫・物干しもありました。バルコニーにも石が置いてたりと、贅をこらしています。この8畳プラスアルファと4畳の小部屋のほかに、トイレ・風呂のスペースは別にあり、洗面所も広く作ってありました。

バルコニーに続く小部屋。
最近は省エネ・経費節約のため歯ブラシ・歯磨き粉・タオルなど置いてないところもありますが、ここはちゃんと置いてありました。足袋までありました。もちろん浴衣もあります。
前エントリでも書いたように、部屋にはウェルカムスイーツがちゃんと用意されていました。

あけびのパイ?

種なし梅干し。
でも、じつはいろいろとあって、夜中の0時過ぎに部屋を変わることになったんです。

で、移ったお部屋は本館の洋室のツインルーム。

温泉旅館で洋室って自分的にはへんなかんじだけど、膝に優しくていいですね。

椅子とテーブルもついてました。あ、当然か。
本館の部屋は新しいのでやっぱりきれいでした。愛山荘の部屋は暖房の温度調節ができませんでしたが、こちらは3段階調節可能。でも、風呂はついてなく、トイレと洗面所のみでした。トイレと洗面所は一緒です。
部屋はこんなかんじ。
次は風呂について。前エントリに書いたように、源泉を3つも持っているだけあって、湯がすごく濃かったです。湯の花が、風呂のふち、床にもたっぷりたまってました。シャンプー類は何種類か置いてましたし、洗顔フォーム・石鹸なども数種類置いてました。かかとこすりも。いずれも旅館の売店で売っているもののようです。
脱衣所というか洗面所?にも、化粧水、オールインワインのクリーム、BBクリーム、かかとにつけるクリームも置いてました。気前がいいですね。貧乏性なので、体中に塗りたくってきました(笑
そうそう、脱衣所のかごがちょっとおもしろかったです。

これ持って踊ってしまいそう。
あとは、食事。まずは夜。
部屋に持ってきてもらうのではなく、食堂に食べに行くスタイルでした。
メニューはこんな:

お品書き。

はじめはちょっと殺風景だけど、

ふたをあけるとこんな。

さらに豚しゃぶあり、
あとは、ちょこちょこといろいろ持ってきてくれます。

左上:煮物 右上:お造りのゆば
左下:そば 右下:釜飯
詳細は上のお品書きを。
ゆばを使った料理は、日光ではデフォでしょうね。岩魚の塩焼き、栃木産豚しゃぶ、刺身こんにゃく、とかも土地のものでしょう。ってか、たぶんほとんどが土地のもの?
釜飯は席に着くと目の前で火を入れてくれて、ほかのものを食べている間に炊きあがるってかんじで。米から炊いたほくほくの釜飯を味わうことができました。これって山でも固形燃料を使ってできないかな?なんて思っちゃいました。

左:ワカサギのてんぷら 右:岩魚の塩焼き
ワカサギのてんぷらは揚げたてを持ってきてくれたのが嬉しかったです。あと岩魚の塩焼きも焼きたてを。てんぷら・焼き魚ってそのまま盛り付けてて冷たくなっているところが多いけど、こうやって暖かいのを持ってきてくれるのはうれしいっす。ここも従業員の接客同様、ポイントかなり高いです。
下は酒とデザートです。霧降は辛口で飲みやすかったです。豆乳入り杏仁豆腐もグー。豆乳・湯葉・豆腐、大好きなもんで。

左:地酒 霧降 右:豆乳入り杏仁豆腐
でも、躾のなってない子供がたくさんいたのはかなり辟易しました。未就学児童はちょっとしょうがないかなという気もするけど(でも親が悪い)、小学3年生以上と思われる明らかにADDの男の子がそこらへんを歩き回ってたのには目が点。子連れ客は別室に集めるなど、宿からの配慮が今後あるといいですね。
部屋に帰ってからも宴会~。

あ、これは宿の食事とは全然関係ないか(笑
ふうろさんが持ってきてくれた、バレンタインの売れ残りチョコがおいしかったです^^
そして、朝食バイキング。和・洋の両方が置いてありました。

第一ラウンド。和食。一応全種類取ってみた。肉じゃがが美味。
ご当地ものの 「しもつかれ」 というものがありました。こうやってご当地ものを入れてくれるのはいいですね~。あ、「しもつカレー」 じゃないですよ。ここで下手に説明するより、ネットで検索して調べてみてください。じつは前に、このしもつかれって食べたことあったんだよな~。

第二ラウンド。洋食。どんだけ食べるんだってかんじですが^^;
牛乳が濃くておいしかった。たぶん近所の牧場のものなのでは。
個人的には、朝食にはコーヒーだけでなく紅茶も、箸だけでなくナイフとフォークも、あとコーヒーカップの受け皿を置いて欲しかったです。たしかに受け皿なんてエコのためには無駄なものなんでしょうけど。でも自分的にはやっぱりある方がいいかな。ナイフとフォークも同様。メニューは箸で食べられるものだけど、でもベーコンやスクランブルエッグを箸?ってかんじでけっこう抵抗ありました。でも、ふうろさんはあまり気にならなかったみたいで。これは個人の趣味の問題でしょうかね。
そうそう、料理の味を書くの忘れてました。可もなく不可もなくってとこです。つまりは合格点。でも、ワカサギのてんぷらや岩魚の塩焼きを暖かいままで持ってきてくれたのは大変評価できます。暖かいだけで全然おいしさが違ってくるし。
と、100点満点ではないけど、十分合格ライン。
またリピートしたくなるような宿でした。
ちょっと高いかもしれないけど、本館をお勧めいたします

「日光ぐるめの旅(4) スノーウォーキング」 に続く。
そうだ、ここでもスノーシューが一日1,000円で借りられるそうです。
あとソリ(大小)は無料で貸し出してくれます。
関連エントリ














参考サイト

COMMENT

それってなにかメリットあるんですか?

ああ、なんのメリットもないということですね。
てる (08/25)
mima (08/24)
てる (12/24)
KMD (12/24)
てる (11/25)