テントでツール・ド・モンブラン2009 day2-5/ル ポンテ到着
レ コンタミヌ モンジョワの中心街から約2kmの車道を肩と足の痛みに耐えて歩き、ル ポンテ キャンプ場の門が見えたときは、17時を回っていた。

やったー!!! 今度こそもう歩かなくていいんだー!!!
えーと、7:00にレ ズーシュのキャンプ場を出て、ここに着いたのが17:05だから、10h05の行動時間。休憩・ロープウェイでの移動・ネット・買物などすべて含むけど。それほど長時間ではないけど、こんなにダメージが大きいのは、ザックと靴のせい。ちゃんとしたものを選べば、こんな苦行の旅にならなかったのに。

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青いところが自分が通った道。赤と黄色の二重線が tmb 本来の道。
ううう、やっぱり間違えている。本来の tmb のルートはル シャンペル(le Champel)からミアージュ小屋(refuge de Miage)に行き、そこからトリュック小屋(refuge du Truc)を通ってレ コンタミヌに降りるんだけど、自分はル シャンペルから、ラ ヴィイェット(la Villete カタカナ表記がわからない。ヴィユェットとか? 発音記号で書くと [vijet])、トレッス(Tresse)などの車道沿いの町を通ってきてしまった(汗)
ま、細かいことは気にしないでいっか。
キャンプ場には無事着いたんだし。
さて、受付、受付。

受付はこんな立派なかわいい建物にある。
受付のマダムは、このキャンプ場の web サイトのトップに画像が載っているジャクリーヌ(Jacqueline)、まさにその人だった。トップページにアップの顔写真を載せるなんてよっぽどの目立ちたがりなんだろう(笑) ジャクリーヌの夫と思われるジャン-クロード(Jean Claude)、彼らのペットのナッシュ(Nash) の画像も同様に載っている。興味ある人は見てみて。画像がスライドショーになっているので、ジャクリーヌ達の顔が出るまでちょっと時間がかかるけど。

ちょうど男女2人組のフランス人、野郎3人のドイツ人?が受付をしていた。男女2人組は軽装で小屋泊まり。部屋に案内してもらっていた。野郎3人はテント。1人1張りらしい。ジャクリーヌがびっくりしてた。3人で1つのテントだと安いのにって。
ジャクリーヌはフランス語も英語も自由に操れる。フランス人にしてはとてもわかりやすい英語。ドイツ人達は英語で受付をしていた。自分はフランス語で "Bonjour(ボンジュール こんにちは)" と挨拶したら、「フランス語がいい? それとも英語?」と言われた。
ドイツ人達は、前日に自分と同じレ ズーシュのベルビューキャンプ場に泊まっていたらしい。「レ ズーシュにいなかった? キャンプ場で見たよ」 と言われたが、悪いけど彼らに全然興味はなかったので覚えていなかった… ごめん。

テントサイトに消えて行くドイツ人達。
ジャクリーヌにどこでも好きなところに張ってと言われたので、管理棟に近い、木の下にテントを張った。木の下に張ったのは、雨を少しでも避けるため。

木の下にテントを張る。ついでにテーブルと椅子もキープ。
ドイツ人達は自分のテントから20mほどのところにテントを張っていた。深緑色のテントが3つ。あのテント達なら見憶えがある。えーと、記憶データベースを検索… カリカリカリカリカリ…

あった!!! これだっ!!! 画像はレ ズーシュのベルヴューキャンプ場。

拡大。そうそうこの3つのテント。
彼ら自身には興味はなかったが、テントには興味があったので覚えていたのだ。ふはは、ごめん。でも、翌日違うキャンプ場で彼らに会ったら、わかるかも。1人は見るからにメタボで、テント泊縦走なんてやらなさそうな体型だったから(笑) 人と違うと(悪い意味でも)、興味なくても記憶に残るよね。
テントを張った後は、シャワーでひと汗流し、洗濯。

戻ってきて、木に洗濯したものを干す。

それから晩御飯。今日のメニューはハムサンド。

デザートにボンヌ・ママンのレモンタルト。これ、日本でも売ってる。
思った通り、左足の中指に豆ができていた。焼いたナイフで切っておつゆを出して絆創膏を張る。これで明日の朝には皮と肉がくっついて治っているはず。
外のテーブルでくつろいでいたら、予報通り夕立となった。急いでテントに退散。木の下だったので、テントにはそれほど雨がかからなかった。
まだまだ明るい20:50に寝の体制に入る。夜中に寒くて目覚め、頭まですっぽりシュラフに潜り込む。その後は朝まで起きずにぐっすり寝る。
「テントでツール・ド・モンブラン2009 day3-1」 へ続く。
自分メモ
camping Bellevue 7:00
登山口 7:09 col de Voza まで1h40、Bionnassay まで2h とあった
迷う、手袋落として戻る
Col de Voza(1,653m) 9:50-10:05
MTBの木道に迷い込む
休憩 11:05-10
間違って les Houches に降りる
Bellevue 11:40 ロープウェイで登る
Col de Voza 12:03
Bionnassay 12:34-42
le Champel 13:25?-44
迷う、戻る
la Villette のバス停 14:28-36
les Contamines Centre 16:06 観光案内所、スーパーx2、パン屋x2、郵便局、Mairie
Camping le Pontet 17:05
こうやってみると、よく迷っている…^^; ロスタイム多過ぎ。
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参考サイト


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COMMENT
てる姫様、良くぞ御無事に帰国なさったと、
よよと泣き崩れました。
苦労したんですねえ・・。
肩や足も辛そうだけど、食料が泣ける。
私ならテントも無理だけど、この食料では1日でギブアップです。
牛が黒い! オーストリアは茶色が主。
景色は最高! Nashは可愛い!
御夫婦は大胆!
サイト表示が仏、英、伊だけだった!
仏蘭西では独逸語は通じないよねえ・・。
小屋泊まりで歩いてみたいけど、
言葉で遭難するだろうなあ・・。
これ読んで満足しておこう!
続きが楽しみです。

食料、たしかにカロリー的には少ないですが、おいしかったですよ。
ハムやサーモンなんて安いし。
日本じゃ私は両方とも自分では買えません。
でも、摂取カロリーが少なく、消費カロリーが多かったので、
旅の終わりにはかなり痩せてましたけどね(笑
ジャクリーヌとジャンクロードとナッシュ、笑えるでしょ。
ほんとにあの顔のジャクリーヌがいるんですよ。
HPで見たよ、とか言おうと思ったけど、ドイツ人とかがいるからやめました(笑
あ、REIさんなら彼らとドイツ語でお話できたんでしょうね。
テント泊ならあんまりしゃべらないから遭難することもないと思いますよ。
キャンプ受付では英語が通じるし。
小屋泊だと、皆でご飯食べるとき歓談するから、
英語・フランス語に自信がない人はつらいかも。
だから言葉に不安がある人ほど、私はテン泊をおすすめします。
テント泊でも、今はかなり軽い装備も(金出せば)あるし、
食料もいろいろなところで補給できるので、
ザックの総重量は10kg以内におさえられると思いますよ。
私は靴とザックを軽量化したくせに、
中身を軽量化しなかったので(軽量の装備を買える財力がなかったので)、
12-3kgとちょっと重めでしたけど。
今年の夏、この記録を参考にぜひトライしてみてください♪
私もこの夏、キャンプでならまた行ってるかも?
気になる・・・

HILLBERGにも見えるし、
Terra Nova Laser Photon とかにも見えますよね。
もっと近くに行って写真撮ればよかった…
緑の芝生?がやっぱり、ステキ^^
建物もかわいいし、よーろっぱの雰囲気だな~と思いました。
ああ、、行きたいー!

日本のオートキャンプもできるキャンプ場って廻り目平ぐらいしか行ったことないのでなんとも言えませんが、海外のキャンプ場は私が行ったところはどこもきれいでした。
今年の夏、また行くつもりですが、行きますか?
現地でお会いしましょう。
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