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 槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 4日目(2) 北穂高小屋~穂高岳山荘 

2009年09月13日 ()
またまたこの続き、ほぼ間をあけずにアップ。
生まれ変わったのかも、オレ。



では、「槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 4日目(1) 南岳山荘~北穂高小屋」 からの続き。「北穂高山荘~穂高岳山荘」 をどうぞ。


1日目の記録にも書いたが、南岳小屋から穂高岳山荘だけだと数時間の行程にしかならないので、この日は天気がよかったら、北穂東稜も登ろうと考えていた。


北穂東稜は北穂小屋に突き上げる尾根。

しかし、風も強いし岩場も濡れているし、天気の回復待ちをしていたらけっこういい時間になっていたので、北穂東稜はパスして先へ進んだ。


こんな状態じゃ東稜は登る気にならない…


北穂小屋から穂高岳山荘への道はまだまだ岩場のアップダウンが続く。でもバリエーションルートと違って、印があるし、道も整備されているので、全然ラク。晴天の北鎌を行くのと、この日のようにルートが雨で濡れて風が強い南岳~涸沢岳~奥穂~西穂を行くのがどっちが精神的にも肉体的にもラクかって聞かれたら、自分は迷わず後者だと答えるだろう。

ほんと北鎌では身も心も疲れて果ててた。ガンになってたり、胃に穴があいてたらどうしよう。ってか、経験かつトレーニング不足なのに軽装で行った自分が悪いんだけど。


そんな風に穂高岳山荘への道はラクではあったけど、歩いていくうちに手袋がびしょ濡れになった。一応速乾性の手袋なんだけど、こう岩場が濡れていては乾く暇がない。たまにしぼるけれど、すぐ濡れてしまう。好天を狙ってきてたので、雨用の手袋は持ってきてなかった。風が吹くと手がちぎれそうに痛かった。素手の方がまだマシだったかも。


そういえば、南岳小屋のご主人が 「南岳山頂には雪が積もっていた」 というのもじつは嘘じゃなかった。下の画像のように、雪がところどころ残っている。吹き溜まりにはきっともっとついていたのだろう。


雪がところどころに残っていた。


涸沢岳を踏んで、穂高岳山荘に到着。 西側からの風が強いので、テン場を慎重に選んだ。しかし、慎重に選んだつもりが、あとで風向きがかわって、シェルターが風にバタバタ吹かれてうるさくて困った。全方向からの風対策を考えなければ… いや、そんなの無理か…

テン場ではソロツェルトの年配男性がいた。単独?と思ったけど、小屋に奥さんが泊っているという。奥さんは小屋で旦那さんはツェルト。なんてカッコイイんだろう。騎士道精神ってこのことか。西穂まで抜けるために軽量化してツェルトなんだそうだ。シュラフも持ってきてないらしい。ものすごいツワモノだなー。


こちらがそのご夫婦。 寝転がることしかできないような小さいツェルトだった。


穂高岳山荘のテン場は眺めが最高だった。なんたって目の前に前穂北尾根が広がっているのだから。いつかここも単独で行きたいな。まだまだ修行が足りなくて無理だけど。


シェルターの中から前穂北尾根を眺める。


シェルターの中で夕飯のしたくをしているとヘリの音が。2件の死亡事故と、ヘリ墜落事故のために飛んでいるんだろうな。2機ぐらい飛んでいた。小屋から野次馬がたくさん出てきて、ヘリを見上げて写真を撮っていた。




にんにく臭い袋飯を食べ終え、外の景色を眺めていると、北穂の登りで抜いた若い単独男性がやってきた。無事に到着してよかった。防寒着をあまり持ってきてなかったので、一日目寒い夜を過ごしてそれから小屋に泊っていると言う。今日も小屋に泊ると言ったが、ツェルトの旦那さんと2人で、「テントにしましょう、テントは楽しいですよー」と無責任にも誘う(笑) 結果、彼は我々の誘惑に負けて?小屋で受付をすませてテン場にやってきた。

彼がテントを張っていくうちに気温はどんどん低くなり、もうシェルターの入口をあけてられない状態。夕食も何やらおいしそうなものを作っていたみたいでのぞきに行っていろいろお話したかったけど、寒さのあまりシュラフにもぐりこんだまま外に出るなんてことはできなかった… す、すいません、無責任に誘ってしまって。きっと夜は冷えるかも…

でも、この日は4時間も歩いていないので全然疲れてなくて、シュラフにもぐりこんでもなかなか寝付けなかったのだった…


槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 5日目(1) 穂高岳山荘~西穂山荘」 へ続く。

関連エントリ
槍ヶ岳 北鎌尾根 ~ 焼岳縦走 下山直後のエントリ
槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 序章
槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 1日目(1) 上高地~水俣乗越
槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 1日目(2) 水俣乗越~P9手前
槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 2日目(1) P9手前~独標
槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 2日目(2) 独標~穂先
槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 2日目(3) 穂先~南岳小屋
槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 3日目 南岳小屋停滞
槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 4日目(1) 南岳小屋~北穂高小屋
槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 4日目(2) 北穂高小屋~穂高岳山荘
槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 5日目(1) 穂高岳山荘~西穂山荘
槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 5日目(2) 西穂山荘~焼岳~上高地
槍ヶ岳 北鎌尾根~焼岳縦走 最終章

関連サイト
北穂高小屋
穂高岳山荘

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COMMENT

by きぬ
おお、続々とアップですね、
過去エントリ拝見させていただいていたら、こんな時間に。私が山なんてまったく興味なかった頃からのを見てきたら、感慨深く、なぜかじーんときてしまいました。

前穂北尾根、北穂に登っているとき、ずっと後ろにあって、高度をあげるたびにぐんぐん大きくなってきて、その見事な姿に感嘆しました。私にはでっかいシャチ(鯱)に見えました。でも、行きたいなんて全く思いませんでした。
輝珍さまは「いつか・・・」なんですね。

by てる
v-5きぬさん

連投ありがとうございます。
そして過去の記録も読んでいただいてありがとうございます。

涸沢から見る前穂北尾根は圧巻ですよね。
ここは2007年にパーティで登っているんですが、いつか単独で行きたいんです。
せいぜいⅢ級ぐらいの岩場だったんで、それならフリーソロでも行けるかなと思って。
もちろん無雪期ですが。

しっかし北尾根がシャチ?(笑
それは笑える…
どちらかというガチャピンの背中に見えるけど。

読んでいて楽しい by アルピニスとし
臨場感、緊張感あります。
最近、冬眠しているので、てるさんのをブログ見て山気分楽しんでます。

by てる
v-6アルピニスとしさん

どうもありがとうございます。
私も11-12月、山は冬眠でしたよ。

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COMMENT

おお、続々とアップですね、
過去エントリ拝見させていただいていたら、こんな時間に。私が山なんてまったく興味なかった頃からのを見てきたら、感慨深く、なぜかじーんときてしまいました。

前穂北尾根、北穂に登っているとき、ずっと後ろにあって、高度をあげるたびにぐんぐん大きくなってきて、その見事な姿に感嘆しました。私にはでっかいシャチ(鯱)に見えました。でも、行きたいなんて全く思いませんでした。
輝珍さまは「いつか・・・」なんですね。
[ 2009.12.23(Wed) 10:22] URL | きぬ #8OglAeDc | EDIT | ↑ 

v-5きぬさん

連投ありがとうございます。
そして過去の記録も読んでいただいてありがとうございます。

涸沢から見る前穂北尾根は圧巻ですよね。
ここは2007年にパーティで登っているんですが、いつか単独で行きたいんです。
せいぜいⅢ級ぐらいの岩場だったんで、それならフリーソロでも行けるかなと思って。
もちろん無雪期ですが。

しっかし北尾根がシャチ?(笑
それは笑える…
どちらかというガチャピンの背中に見えるけど。
[ 2009.12.23(Wed) 10:28] URL | てる #juZz/cEU | EDIT | ↑ 

臨場感、緊張感あります。
最近、冬眠しているので、てるさんのをブログ見て山気分楽しんでます。
[ 2009.12.23(Wed) 18:37] URL | アルピニスとし #- | EDIT | ↑ 

v-6アルピニスとしさん

どうもありがとうございます。
私も11-12月、山は冬眠でしたよ。
[ 2009.12.24(Thu) 13:32] URL | てる #juZz/cEU | EDIT | ↑ 

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