ヤングが集う川苔山w
キューちゃんって誰?って方は、下のエントリや、
2006-2007年あたりのカテゴリ [攀] に登場してるので見てください。

自分の昔のアルパインパートナーです。
北鎌以来、膝を壊してしまって、それ以来、あまり山は行ってないのです。
2人で行くのってほんと何年ぶりかな(笑
さて、奥多摩のどこを歩いたかというと、鳩ノ巣駅に登山口がある花折戸尾根から本仁田山経由で川苔山に行き、そこから赤杭尾根を古里駅へ下山しました。花折戸尾根は 昭文社の山と高原地図 だと点線ルートです (ただし2002年度版。その後はどうなっているか知らない)。

google map だと

吹き出しを消して、左の縮小・拡大ツールを使うとどこらへんか確認できます。
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この尾根は点線ルートと言っても、熟練者っていうか一般登山者じゃない人にはいい道です。ちょっと急だけど。ここをずんずん登って行って山頂へ。

いきなり本仁田山。blogって便利。
気温が高かったのでじつは大汗かいて登ってきたんだけど(苦笑
この山頂でツェルト張りの練習をしました。ほんとは天神平で練習するはずだったんだけど、食べ物に目がくらみ、ついつい忘れてしまったので。
ツェルト張りを始めたら、入れ替わり立ち替わり人が来たので、ちょっと迷惑だったかも。どうもすみません。狭い山頂なのに。奥多摩駅からの車道を長く歩く普通のルートからけっこう登ってきているのかな。

ツェルトはこんなかんじで張れました。
ツェルトの張り方については備忘録として別エントリにする予定です。
その後は、川苔山に向かいました。途中、大ダワを通過。2月に来たときは、大ダワからウスバ乗越への点線の道は通行不可になってたので、今回は通れるようになっているのかと思ったら。

あいかわらず通れないみたいです。
前に行ったときは、道の上の方から小石が絶えずぱらぱら降ってきていたので、復旧は厳しいのかも。
大ダワを通り過ぎ、水場を経由して川苔山山頂へ。水はかなり出てました。っていうか、この近辺、前に来たときは涸沢だったところが、けっこう水が流れてました。最近は奥多摩も水が豊富なのでしょうか。
川苔山直下の小屋やトイレはいつのまにか撤収されてました。どうしたんでしょう。新しいのができるのかな? いや、そんなことはないか。

川苔山山頂。
この山に登って驚いたのは、ヤング(死語)な方々が多かったこと。20代だけでなく、なんと10代までも。しかも大量に。どうしちゃったんでしょう。ヤングが読む雑誌で川苔山特集とかやったのかな(笑) それにしてもすごい数のヤングだった。おばちゃん、びっくり。でもジャニ系の男の子はいなかったなぁ。しょんぼり。
ヤングと言うと、山の世界では30-40代も含みそうですが、自分的にはこの年代は若い世代には入れません。だって30越えたら中年なんでしょ? 40越えたら中高年だし。40~42の人達で組まれたパーティが遭難したら、「中高年パーティまた遭難」 みたいなかんじでニュースの見出しに出るんだし。
それに自分も23のとき、32の人はかなりおばちゃんに見えましたから。あと、28のとき、35の男の人を紹介してもらいそうになったことがありますが、若気のいたりで、「35なんてオジサンじゃん!!! 絶対やだ!!!」と思わず上から目線で大変失礼にもお断りしたことがありました。あと、26ぐらいまで 「30越えるなんてとんでもないみたい」 に思っていて、「絶対27で死ぬ」 って真剣に思っていましたから。
そんな経験から、30を越えたら客観的にはおじちゃんおばちゃんにしか見えないことを学び、自分が30を超えた時点で、一人称を「お姉ちゃん」から「おばちゃん」に替えましたよ、ええ。今ではすっかりそれが板についてます。
かなり話が脱線してしまいましたが、そんなヤングにあふれた川苔山を後にして、赤杭尾根を古里駅に下山しました。赤杭尾根は2月にふうろさんと川苔山に来たとき登ってきた尾根です。崩れかかった長いトラバースがあるので、歩き慣れてない人は行かない方がいいでしょう。自分、その嫌なトラバースで、今回ずるっと滑って落ちそうになりましたから。いい加減、雨だと街でも滑るジョギングシューズで山来るのやめようかな。
下山してからは、電車に乗って石神前駅に移動しました。キューちゃん情報によると、ここらへんに「へそまんじゅう」を売っているお店があるそうです。電車から、線路と平行に走っている411号道にお店が見えるんだって。その店を求めて三千里しに来たわけです。
が、キューちゃんの記憶はあてにならず (っていうかあたったことはほとんどない。本人はその事実に気づいてないみたいだけど)、石神前駅にはへそまんじゅう屋はありませんでした…
かなり落胆していると、駅前に地図が。それをを見ると、へそまんじゅうは隣の駅の日向和田にあることが判明。ラッキー♪ キューちゃん、ちょっとだけ記憶が違うけど、でかした!!!
電車は1時間ぐらいないので、散歩がてら日向和田まで411号を歩くことにしました。後で距離を測ってみたら1kmないです。走ったら5分以内で行けるでしょう(笑

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このウォーキング中に、非常に素晴らしいお店を発見しました。こんな店です。

釜めし屋。
しかし、ただの釜めし屋ではないのです。
ちょっとズーム。

ニャンと、猫が!!!
この2匹だけでなく、入口あたりにあと3匹ほどいました。
今度絶対途中下車してでも行く!!!
そうそう、土日祝日に奥多摩に行く方は、JRのホリデー・パスが便利です。
2300円で、乗り降り自由。
奥多摩周辺でなくどこでも乗り降り自由だそうです。
さて、へそまんじゅう屋ですが、日向和田駅のほんとすぐ近くにありました。
駅を出たらすぐ右です。

へそまんじゅう屋。

ほくほくのうまうま。茶色のは黒糖です。黒糖の方が自分的には好き。
ツェルト張りも練習できたし、へそまんじゅうも食べられたし、
自分的には非常に有意義な山行でした。
花粉症の症状も出なかったし。
あ、でも山行く前日に、下半身の筋トレ、1時間の自転車漕ぎ、
そして15km走をやるのはもうやめます。
登り始めからもう乳酸でふくらはぎパンパン。
一晩寝たけどまだ全然治る気配なし…
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COMMENT
お元気なのですね?!

はい、キューちゃん、なんとか生きてます。
ヨボヨボだけど(笑
そして今ではすっかり太って、昔の面影もありません。
もう会っても誰だかわからないかも(爆
あ・・・ヤングな女子(笑)がいっぱいか!
う~ん魅力的な山だな
ふ~ん。
川苔山ねえ。
行こっかな。
つーか、写真撮らな!
ほんと、ほんと、あの時は私も完全に忘れてました。でも写真を見る限り、今回、うまく張れたみたいですね。
>一人称を「お姉ちゃん」から「おばちゃん」に替えましたよ、ええ。今ではすっかりそれが板についてます。
そうかな?ついうっかり「ぼうや」って呼びそうになるけど・・・・
この週末、 こちらは単独で土曜日に鴨沢から登って奥多摩小屋で天泊、日曜日に石尾根を奥多摩駅まで縦走しました。この暑さでは、このコース、降りはまだしも、天泊装備で登るのはメッチャしんどそうでした。先週はこっちにせず天神平にしてよかったですわ。で、14時21分奥多摩駅発に乗って青梅駅で15時過ぎに東京行きに乗り換えてましたよ。ひょとしてすれ違ったのかな?

えっ? ってなに? と思ってもう一度読み返してしまいました。
全然気にしてませんでしたよ。お気になさらずに。

やっぱりキューちゃんが膝壊したこと忘れられてたか…
キューちゃん、負傷!みたいなエントリ書いたのに。
いや、別に忘れてても全然いいんですけどね(笑
ただ、MINMINさんってどんなエントリでも読んでくださるって聞いてたので、ちょっと意外。
ランニングで膝壊すのもよく聞きますよね。お互い気をつけましょう。

へそまんじゅうは川苔山じゃなくて、奥多摩に行ったらよりましょうってかんじですね。
若い女子って、、、えーと、女子いたかな。男子しか見てないから。
そういえば、男子は学生系が多かったけど、女子は社会人系が多かったような気がします。
まあ、でも、食う寝るさんは私よりはお若いと思いますが、
もう落ち付いた年齢だし、お互い自重しましょうね(笑
あちらさん達からは30-40代って親の年代にしか見えないんですから。

ええと。ここにもまた一人(笑
ドイツの作家ヘルマン・ヘッセの『知と愛』って作品は読んだことありますか?
あれの最後の方で、もうジジイになった主人公が年甲斐もなく、
若い女の子をくどき、笑われるというシーンがあります。
笑われてはじめて自分がどんなにジジイかということに気づいたみたいで。
っていうか、もっと早く気づけよってかんじなんですが。
そのシーンを今ふと思いだしたのはなぜなんだろう…

15時過ぎに東京行きに乗ってたのでしたらかすりもしてません。
私たちが古里に下山したのは16:30過ぎてましたから。
でも、知ってたら時間合わせて下山したのに。
残念だなー。
ん? ぼうや?
ヤングの増加。 川苔には「じーばーハイカー製造工場」があるのだろう、と思うほど高年層が圧倒的に多かったから、かなり以外です( ̄□ ̄;)!! あちこちの山道具屋さんが川苔とかあちこちでハイキングツアー的なことをやってるから、それもあって広がりつつあるのかもですね。
先日の件、安堵しましたm(__)m

川苔山は駅から登山口がすぐにある貴重な山なので、
きっと人気も高いんですね。
その分、遭難も多いみたいだけど。
ところで、某小屋の掲示板での話題ですが、
個人的な話で板を続けてお借りするのも悪いと思って、
ヨシさんがこちらにコメントをくださるのを待ってレスしようと思ってました。
で、そのレスですが。
髪の毛は自分で切らないんですか?
ヨシさんの髪型だったら、
バリカンで自分でできるなんて素人的には思うんですが、
じつは凝っている微妙なラインとかあって難しいのかな?(笑
私はこんな髪型ですが、10年ぐらい美容院には行ってなくてセルフカットですよ。
1か月に一回ぐらい、100円ショップで買ったレザーカット用のカミソリで切ってます。
あと、体脂肪を体にたくわえる件ですが、
この前谷川に入る前はあえて体重を増やしました。
絶対体重落ちるのわかってたので。
予想通り、体重はマイナス2.3kgぐらい、
その中で体脂肪量は1kg減りました。
と、臨機応変に体脂肪は減らしたり増やしたりしてます。
でも、腹筋は割りたい(笑
あれの最後の方で、もうジジイになった主人公が年甲斐もなく、・・・・・ 若い女の子をくどき、笑われてはじめて自分がどんなにジジイかということに気づいて・・・
で、恥ずかしいから、落馬して負傷したのにやせ我慢して旅をつづけて寿命を縮めてしまうんですよね。『知と愛』は若いころから愛読した一冊で、今でも時々拾い読みしたりします。特に最後のところ、ジジイになったゴルトムントがナルチスに看取られて死ぬところ、何度読んでも泣けてしまいます。
はて、なんでこんな話に?

『知と愛』、監督も愛読書ですか。
私はヘッセの作品は『湖畔のアトリエ』が一番好きです。
湖のほとりを描写する表現が好きですね。
ドイツ語がわかったらよかった…
オイラのスポーツ刈りは角を丸くするから、仕上げはハサミでチョキチョキもあるしで、まいど全てプロ任せですはい。 洗髪/髭剃りセットでも二千円弱だからまぁいいかといった感じです。
体脂肪は臨機応変に、なんですねぇ。ほんとマメだなぁ。 オイラは秋も深まるころからモリモリ食って付けますね。 もう何年も冬を通して暖房を使わないんで、アパートにいても寒いし(笑)
腹筋、やっぱ割りたいですか(笑) オイラ今はもう微かな面影しか残ってないから、マジックで線を曳こうかなぁ(泣)

私のザックは改造なんて言えるもんじゃないです。
もっともっとすごいことしている人達が世の中たくさんいます。
そういう方達のblog見るの、楽しいんですよね(笑
冬は何年も暖房使ってないんですか!
私はこの冬、はじめて暖房なしで乗り切りました。
すごく寒かった…

さすがに息が白いことはなかったなぁ(笑
私の住んでる集合住宅は比較的暖かいので。
11月後半でも半袖短パンでゴミ捨てに行ってる人見かけましたから。

> たぶんシベリアのひと…。
ヨシさんも十分シベリアの人っぽいですよ。
何年も暖房つけてないなんて。
てる (08/25)
mima (08/24)
てる (12/24)
KMD (12/24)
てる (11/25)