踏み抜き地獄の木曾御嶽山 ~ アプローチ編
それに八つや谷川はまれに見る貧雪という話だし。
雪を楽しみたかったので、北で天気予報がいいところを探していた。
たまたま御嶽なら雪がたっぷりあるという情報をGETしたので、
木曜の夜に天気を調べてみたらなかなかいいかんじ。
行先は御嶽に決定した。
御嶽の登山口はたくさんある。
我々はスキー場のゴンドラに乗って一番標高をかせげる王滝口を選択。
(王滝口登山道とその他の登山口に関しては王滝村のサイトのこちらを参照のこと)
王滝口は おんたけ2240 というスキー場から始まる。
ここの駐車場に車を止めて、出発しようとしたら。
前夜、ふうろさんに 「わかん忘れないでね!」 というメールを送ったくせに、
自分が忘れるとは。なんというアホアホ。
そんなメールを送ったので、ふうろさんはわかんを忘れているわけないのだが、
自分におつきあいしてくれて、わかんを車にデポしていった。
後で後悔することとなるのだが・・・
おんたけ2240 のゴンドラに乗って降り立つとそこはもう2,240m。
御嶽の山頂まであと827mしかない。ラッキー♪
ちょうどこのゴンドラ駅のすぐ上に三笠山という山があるので、
御嶽に到達できなかった場合、どこでもピークを踏んでおければということで、
ザックを置いて、まったくの空身で三笠山にアタックした。
が…
三笠山なんて誰も登らないらしく、トレースのかすかな跡もまったくなく、
ももまでのラッセルを強いられた。
で、なんとか三笠山に到着。
blogっていいね(笑
神社があったけど、雪が相当深いので、鳥居が埋まっていた。

三笠山の鳥居。くぐるのに一苦労。
この山頂でお参りをした後、ゴンドラ駅に戻り、
テン泊装備のザックを抱えて御嶽に向かった。
が、雪が深く、つぼ足だったので、もぐる、もぐる。
ふうろさんは家を出た時点でザックの重量は20kgを越えていたそうだ。
これに水を3~4kg入れたので、さらにすごいことになっていたと思われ。
自分も水を2.5L+1.8L入れたけど、たぶんザックの重量は20kgぐらい?
でも体重の半分ぐらいだけどね。
体重の比率的にはけっこう重いザックを抱えてのつぼ足歩行だったので、
装備さえしっかりしていれば15分ぐらいで歩けるようなところを
なんと1時間半かかって歩いた。
ふうろさんはザックも含めて自分より15kgは重かったので大変だったらしい。
自分はスノーシューで踏み固められた跡に乗っかってひょいひょい進めたが、
ふうろさんはその跡の上に乗っても一歩ごとに埋まったという。
途中で水を全部捨てたけど、それでも埋まってたし…
こういうときだけ体重が軽いのっていいね(笑
体重が軽いと重い荷物は担げないし、風で飛ばされるので、
山ヤとしてサイアクとか思ってたんだけど。
そんな苦労をした後、田の原の適当なところにテントを張って宴会。
ふうろさんはあいかわらず豪華なつまみを持ってきてくれていた。

ローストビーフにフルーツまであった

そういや、ここらへんはスキー場がめっちゃ近いので、
自分のソフトバンクの携帯でもアンテナが3本立つほどだったなぁ。
「踏み抜き地獄の木曾御嶽山 ~ アタック編」 に続く。
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COMMENT
私は夏も行ったことないんだよねー。行きたかったな。
でも、この画像だと、展望はなしだったのかな?
でもがっつり歩けたんだろうねえ。地獄かー。お二人(?)にはぴったりな山ですたね(笑)。

> ほお、御嶽だったんだー。
そちらは南の島?だったんだね(笑
知らずにメールして失礼いたしました。
曇ってたけど展望はばっちりでした。
槍まできれいに見えてました。
がっつり歩いたというか、、、装備不良のためはまったというか、、、
ここはスキー場のゴンドラ駅に近いので、思い装備も何とかなるかな?
って、思ったけどやはりつぼ足は大変でしたね。
今年は例年より雪が少ないといわれていますが、やはり3000mは侮れないね。
GWあけ、道路があいたらまったり雪中テント泊してもいいかなぁ~~。
山頂からの尻セードも楽しいんだよねぇ。
また木曽御嶽山に遊びにきてね。
次回はご一緒できるよう、都合あわせますね。
さぞかし、たいへんだったでしょう。わかんなし。
で、頂上まで?
体脂肪も減るね~☆
つまみ。。。おいしそ・・(←まだ、言ってるよ。あたし)
高速のアプローチが日帰りでははや遠いので、誰か私を乗せてって感じです。
続編、楽しみにしてます。

急に決まったので直前にお知らせしてすみません。
いつか、もっと前から計画していきたいです。
とりあえず夏かな。池めぐりとか楽しそう。
そのときはぜひ。
あのテントだったら3人でなんとか寝れたはず。
ほんと来なくて残念でした(笑
たぶん、ザックも含めた全重量が55kg以内だったらつぼ足でももぐらないと思います。
ザックおろしたら私は全然もぐらなかったし、ザック担いでてもふうろさんほどもぐらなかったから。
山頂からの尻セーど、こわすぎ。
私、尻セーどで止まらなくなって九死に一生を得たことあるので(笑
下山後はおつきあいどうもありがとうございました。
お土産までいただいちゃってどうもすみません。

踏み抜き地獄は下の方だけ。
途中から雪がしまってアイゼンのお世話になりました。
体脂肪減ったのはいいけど、その後の行いが悪く、
すんごい増えた!!!
どうしよう状態…
つまみはまた今度ね。
ふうろさんがローストビーフ、また用意してくれるよ、きっと。

山スキーの人がほとんどでした。
日帰りでなくて、テン泊はしないんですか?
知り合い、山スキーでないけど、バスを乗り継いで行ってましたよ。
是非、木曽駒荘泊まりでおいでください。
都合さえ会えばいつでもOKですよ。
関東からは高速バスが、木曽直通が一日2本。
伊那ICまでだったら、1時間おきに出ているので高速バスでおいでになるのが便利かな?
伊那ICまでお迎えにあがりますよ。
輝ちゃんもまたきてね。
>たぶん、ザックも含めた全重量が55kg以内
今の私の重さとあまりかわらん!!(爆
じゃ、荷物無しでの参加にします!!
って、いうよりやはり私もジョグしなきゃいけないなぁ~~~。

>関東から木曽御嶽山、日帰りはやはり辛いですよね。
そうそう、ぜひ泊まりで。
って、私はまわしもんか(笑

ジョグするならぜひJogNoteに登録を。
って、こちらも私はまわしもんか(笑
ふむふむ、スノーシューでももぐってしまう自分がやっとわかったよ。

> ふむふむ、スノーシューでももぐってしまう自分がやっとわかったよ。
いや…
スノーシュー履いてたら
たぶんこのときの雪の状態だったら全重量80kgの人でも
OKだったと思われ…
ぜぜさんはなんで埋まっちゃうんでしょうね。
スノーシューが不良品なのでは?(笑
転ぶのは重心が後ろにあるからだと思うけど。
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