阿弥陀岳 御小屋尾根
沖縄料理をたらふく食べた後はもちろんふうろ家へお泊り。
この家に泊まるのはいったい何回目だろうか。
朝、仕事へ行くのぶくんを見送った後、ふうろさんと2人でスポーツジムへ。
いろんなマシンをやってみて、
ふうろさんは100kgの人を 「たかい、たかい」 できるってことが判明した。
すごっ。
でも、これも若いときに筋トレしてた成果。
決して何もせずにこれだけのことができるわけではない。
夕方は高速しっぽふりのワンコ達に家の留守番を頼み、
仕事帰りののぶくんと合流して晩飯を食べた。

ワンコの高速しっぽふり。早過ぎてしっぽが見えない。
それから翌日登る山の近くまで移動して仮眠。
さて、どこへ行くかと言うと・・・

阿弥陀岳の御小屋尾根。
もったいぶってもエントリの題名でバレてるし。
ここは、前にふうろさんと行った杣添尾根のときに一案として出ていたところ。
2人ともこの尾根は登ったことがないので、
今回日帰りで行ってみようということになったのだ。
(あ、もちろんのぶくんも行ったことない)
御小屋尾根の取り付きは阿弥陀南稜と同じく舟山十字路から。
ここからしばらく車が入れそうな雪のない道をてくてく歩いた。
途中から雪が出てきたが、トレースはなく、
どうやら前日にこの尾根に入った者は誰もいなさそうだった。

で、なんとか御小屋山山頂へ。
山頂と言うよりただの分岐だった…(笑
気温が高く雪が溶けているため、たまに踏み抜いて、
膝までやら、ときには腿までやら埋まってしまう。
そんな悪戦苦闘の道中、こんなものを見た。

へっぴり腰のカモシカくん。
かなりの急斜面をトラバースする3頭のカモシカ。
しんがりの1頭はまだ若いのか、慣れてなくてものすごいへっぴり腰。
それを他のカモシカが心配そうに見守りつつ待っている。
親子なのか?
天気はそれほどよくなく、曇り、そしてガス。
そしてたまに晴れ間が見えるくらい。

ときどき晴れ間が見える。
山頂まで3人でラッセルを交代していく。
高度を上げて行くと雪はだいぶ少なくなってきて、踏み抜きが少なくなった。

あとちょっとで阿弥陀北西稜の分岐。
北西稜の分岐を越えたらあとは楽勝と思ったら、最後の最後に核心があった。
急な下りとナイフリッジ。
この週末、まだ誰も通ってないらしく、我々がトレースをつけることになった。

核心1。夏ならはしごで下りられるみたいけど…
下は切れ落ちていて恐いのだ。

核心2。ナイフリッジ。
てっぺんは幅が狭いのでつい恐くて上に乗れなかった。
まあ、これくらいの核心がなかったら面白くなかったのでちょうどよいか。

ってなわけで、阿弥陀山頂に到達。
山頂のお地蔵さんは埋もれていた…
3月に来たときはもっと掘り返されていたような?
天気があまりよくないので、今回は360度の展望はお預け。
赤岳もたまーに見えるくらい。

一瞬だけ見えた赤岳。
下山はもと来た道を引き返した。
思ったよりも早く舟山十字路に戻った。
そこから阿弥陀聖水に移動して水を汲み、
ふうろ夫妻と別れた。
ふうろさん、のぶくん、いろいろありがとうございました。
またどっか行こうね。
「今シーズン2度目の阿弥陀南稜」 に続く。
COMMENT

コメントはやっ!
ちゃんと仕事してください(笑
まー、続くはご想像どおりのとこですよ。
>核心2。ナイフリッジ。
てっぺんは幅が狭いのでつい恐くて上に乗れなかった。
山頂から御小屋尾根を下ると岩場の手前にきれいな雪稜が見えました。
先を行く同行者がナイフリッジに立つところを写真に撮ろうとカメラを構えました。
ところが同行者はナイフリッジの脇を歩いてしまい、考えていた写真になりませんでした。
同行者に文句を言ったら、トレースが下に付いていたので頂稜を歩かなかったとの言い訳が帰ってきました。
ってか私がためすぎ??
あの核心部は怖かったかも・・・。今までで一番落ちそうだった。雪が崩れるところを想像してしまったし。気合が入った瞬間でしたん。
こっちこそありがとね。
旦那も輝子さんとの歩きは楽しそうだった(^^)
てるちんはさすがに壷足慣れてるよねん。
でさ、私100キロのおでぶさんを高い高いできるか?
つうかしたくないし(爆)
あれでも現役時代に比べたら筋力おちまくりですわ。
てか、」むしろないと行ったほうが正解かも。。。
またいこうね。
PS:部〇で忙しいはずが・・・週末また休みになってもうた・・・
青がきれい
わんこの高速しっぽ振りに、そうそう(^_^)と爆笑
ふうろさんの100kgネタに、うん、うん^^;

「あの」通りすがりさんではないですよね?
はじめましての方かな?
ようこそ、我がつたないblogにおいでくださいました。
私達のトレースなんか無視して、ナイフリッジのてっぺんを歩いてくださってもかまわなかったのに…(笑
私は高所恐怖症なんでああいうのだめなんですよ。
どちらから登られたのですか?
御小屋尾根下山ということは南稜からですか?
次の日南稜を登ったのですが、あるものを拾いましたので。

恐いならロープ出すって言ったのに。
ロープを出すことによって安心感が生まれ、
緊張して動けない体もリラックスして本来の動きができるもの。
事故を防ぐためにも、
ちょっと恐いと思ったらロープ出すようにした方がいいと思います。
と言いつつ、私もなかなかロープ出してとは言えませんが(苦笑
現役時代に比べて落ちまくり…?
現役時代はきっと200kgの人を持ち上げられたのでしょうね。

わんこは愛情表現してくれるからいいですね~
それに比べてネコは…
ま、そんなつれないところにそそられるんだけど。
次の瞬間は気合にかわってたから大丈夫。
怖くて体すくむことはないでつ。
でも、本当にやばいとおもえば(自信なかったら)絶対出してっていうからさ。
ここは重要!無理はしませんので(^^)
で、200Kってなんですか???
ありえんでしょう(爆)

> 怖くて体すくむことはないでつ。
それならよかった。
ネコとか怖いと体がすくんで動けなくなっちゃうそうなんで。
って、ネコはこんなとこ来ないか…(笑
200kgありえん?
だって、今より筋肉

きっとできてたよ。
オーロいや輝子姐さんは過去の山行において
『これはヤバイ、マジで死ぬかも』という場面に遭遇されたことはおありでしょうか?
ちなみに私は2度ほどあります。
単なる技量が未熟な初心者なせいですが。

私も技量が未熟で経験もないせいで死ぬかもしれないと思ったことはあります。
てる (08/25)
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