2日がかりの赤岳主稜 2日目
14分だけ寝坊をし、さっさと朝食を摂って身支度をし、出発したのは予定の時間・・・
と言いたいところだが、やはり予定時刻より20分ほど遅れて出発。
でも、文三郎から取り付きのチェックストーンまでのトラバース口に到着したのは
ちょうどヘッドライトがいらなくなるくらいの明るさになったとき。
しかも我々が一番!

長いので隠します。
そして1ピッチ目、またまた核心のチョックストーン。どうもここは苦手だ。ちょっとかぶっているということもあるけど、まだ岩に登ってなくて体が慣れていないのにいきなり核心というのが一番いや。
安全のためちょっとA0したけどなんとか通過し、1P目終了点でおいどんをビレイ。するとトラバース口に3人パーティがいるのが見えた。おいどんを引き上げてるうちに、そのパーティのトップの人が追いついてきた。どうやらガイドさんらしい。速いわけだ。

ピンクの朝焼けの中の中岳、阿弥陀岳。1P目終了点から。
おいどんはアルパイン3回目でまだロープワークに慣れていないし、自分も下手糞なので2P目終了点ぐらいで抜いてもらおうかと思ったのだが、なにしろ初級者2人組なのでロープワークがおっつかず、2P目はじめから追い抜いてもらうことにした。
ガイドさんはお客さんにビレイもしてもらわずにさっさか登って行った。聞くとなんとあの江本悠滋さんとのこと。そりゃ、ビレイいらないわけだ〜! まあ、ガイドさんなら主稜は普通ビレイなしで登れると思うけど。
江本さんの華麗な登りを見たいがために遅れをとらないように登ろうとするが、やっぱりトップをビレイしないのって時間短縮になるんだな〜(まあ、それだけではないと思うが) 彼らはあっというまに視界から見えなくなった(苦笑

風のように去って行く江本パーティ。
ルートはだいぶ雪がなくなっていて草付きになっているところが多かった。去年、GW中の4月に来たときの方が雪があった。あのときは1P目のチョックストーンを抜けるときに岩が雪で埋もれていたので手がかりがなくて、雪面にダブルアックスで突き刺して体を引き上げたっけか。今回は雪が少なかったので岩につかまって体を引き上げられたけど。
文三郎を登っていたときはけっこう風があったのが、主稜に入ってからはぴたりとやんでいた。気温も高いし、ほんと絶好のアルパイン日和である。
3P?終了点を目前にして下からロープが来なくなった。どこか岩に引っかかっているのか、それとも単にロープの流れが悪いのか。いろいろ引っ張ってみたりするが、どうやらロープいっぱいのようだ。終了点は目前の、ほんとあと数mなのに… しょうがなく草付きをクライムダウンして、ビレイできるようなところまで降り、ピッチを切る。(50mロープだったので、60mを持っていくといいのかも)

おいどん、4?ピッチ目。
ここらへんあたりで単独の方が追いついてきた。フリーソロで登っているので、また追い抜いてもらう。
6P目?の核心部でこのソロの方がロープを出したので追いついた。聞くとこの方は京都からいらっしゃった同人山岳会の方だと言う。我々が所属している会の先輩とも知り合いらしい。とっても親切な方で、ちょっと自信がなかった6P目のルート取りを教えてもらった。去年はこのピッチ、キューちゃんがやって、ルート取りを間違え、超難しいところを登ってしまったが、今回は教えていただいたおかげでちゃんと正規のところを登ることができ、とくに苦労もなく(むしろ簡単に)登ることができた。
核心(のはず)の6Pを抜けるとあとは簡単。でも一応稜線まではロープを出して行った。稜線直前で京都の方にまた抜かされ、それからおいどんを引き上げてロープを畳む。赤岳頂上小屋には取り付きから約3時間でついた。我々のレベルにしてはすんごい速い、と思った。
頂上小屋のヘリポート?で休んでいると、一般道から登ってきた韓国の方々が突然現れ、我々を囲んだ。すごいハイテンション。一緒に写真まで撮られた(笑) ちっこい女2人のクライマーが珍しいのか?

頂上小屋前の韓国の方々。とってもノリがいいのだ。
山頂もこの韓国の方々であふれていた。遠いところからわざわざやってきて、今日のように天気がよく風もないときに登ることができてよかったなぁと思う。
この方々の装備を見ると、なんとアイゼンではなくチェーン。そしてピッケルでなくストック。なんという高度な技術を持った人達だと関心。
文三郎の下りはこの大勢の韓国の方々で渋滞。なので彼らの横のトレースのない急斜面を前向きで追い抜かさせてもらったら、
Very Good!!!
と言われた。
いや、そんな軽装備で赤岳登るあなた達の方がすごいと思うんですけど…(笑
文三郎から、今登ってきたルートを眺める。案の定、ものすごく人であふれている。でも、ルート上に人がいるために、かえってどこがルートかわかり、この日はじめて主稜の全容を把握した。

今登ってきた主稜を文三郎から眺める。

案の定、超渋滞。
主稜はこれで3度登ったことになるが、天気・ルート状況がよかったので、今回は自分的には意外に簡単に登れ、ちょっと物足りないぐらいだった。簡単に登れたと思ったのは、条件がよかったからだけでなく、高所恐怖症がだいぶなくなったということもある。
2週前に登った阿弥陀北稜でも思ったのが、前より高さに対しての恐怖心がなくなった。以前は怖くてそれこそ50cmおきにランナーを取って登っていたのだが、北稜でも今回の主稜でも、ランナーを取るのがめんどくさく、でもおいどんの後学のために取って行かなきゃと思って、わざわざ残したことがけっこうあった。
高所恐怖症を克服できたのは、慣れだけでなく技術の向上のおかげでもある。絶対にここは落ちないという自信を持って登れるようになったからこそ、恐怖心がなくなったのだと思う。ということは、主稜よりも難しいところに行くとやっぱり怖くて登れないのか・・・?(苦笑
そういや、阿弥陀北稜に引き続き主稜もこれで全ピッチのリードを経験したので、
自分的には主稜を完登したことになった♪
あと八つではどこを登れるかな〜
自分メモ新しい靴の具合はなかなかグー。靴紐が多少ゆるみやすく、前と違って二重靴じゃないので厳冬期は寒いかもしれないけど。ちょっと大きいくらいなので、インソールを入れてみようかな。文三郎の登りでは少し靴擦れしそうな気配だった。靴下を換えて見るか、石鹸を塗るか。あとは岩場で縦爪アイゼンと自前アイゼンをつけて試さなければ。そういや、自前アイゼン、ルータの歯を買ってきて研がないと…
COMMENT
おいどんさん、どんどんこなしている〜。
本文まだかなぁぁぁ
あやさん
本文、書きましたよ。
気持ちよく譲ったというか、単にトロいから譲っただけで…(笑
江本さんはいい方なので、そう書いてくださったのです。
なるほど・・・だからオイラは、高所恐怖症が克服できないのね^^;
でも、それわかる、車の運転と同じかも〜
自信って、自分のレベルを、何段もあげてくれるって経験してるから
おし、経験値UPだ〜
思い出させてくれてありがと〜!
で、てるさんが、高所恐怖症って読んでビックリ(笑)
食う寝るさん
自信をつけるには日頃のトレーニング、
そして小さな経験の積み重ねが必要なんですよね〜
めんどくさいけど地道にやってます。
恐怖症がない人はある程度、この段階をスキップできるのかな。
おいどんなんかまさにそうですよね。
うらやましいです。
私、けっこうひどい高所恐怖症でしたよ。
山始めた頃は椅子の上に立つのも怖かったし。
人がベランダに立ってるの見るのもいやだし。
飛行機に乗るのは今でもいやですね。
今ではだいぶ克服されたけど、まだ完璧に治ってないんです。
輝子さんも着実にスッテプアップだねー。
にしても、チェーンとストックで登っちゃう人たちって、恐怖心とかぜんぜんないのかなあ。すごいね。
で、なによー。誘ってくれたのは、車が理由かよー(ぼそっ)
まっきー
いや、嫌いな人だったら誘わないって…
韓国の方々はマジすごいです。
私は赤岳は六本歯では行っても、チェーンでは行きたくないです。
前日の赤岳鉱泉界隈では韓国語が飛びかってました。
その方たちでしょうか?山頂の韓国人って。
うちら、硫黄岳ピストンだったのに、韓国の方はナント赤岳だったのですね〜!それもチェーンとストックとは…私も行きたかったな〜赤岳。
硫黄岳でも、もちろん満足でしたけど…あの天気ですもん、その気になれば私だって登れたかもです赤岳!
たんべぇさん
赤岳山頂の韓国の方々は全部で10人ぐらいの男女混合パーティでした。
女性の方が少ないかな?
中には日本語をしゃべる人も2人ほどいました。
どうでしょう。赤岳鉱泉界隈にいた方達ですか?
チェーンとストックってことはかなり上級者なのではないかと思います(笑
ストックも使いにくそうにすごい伸ばしてたし。
韓国の方々はすごい…
この季節の赤岳、未登頂ですか?
この日の赤岳文三郎はバケツ状態になっていてグレードは落ちていたと思います。
頂上直下の雪壁も、皆前向きで降りてました。
もう一個の核心のトラバースもしっかりトレースがついてたし。
でも、そこでガイドツアー?の人達が止まってたまっていてちょっと危険かも、
と思いました(笑
あ、でもガイドさんならそんなとこで立ち止まらせないか。きっと素人さんですね。
じゃまなので、トレースのない横を通過してしまいました。
ほんとはあまりやらない方がいいのかもしれませんが。
たんべぇさんのblogも拝見させていただきました。
ちょうどお2人が硫黄の頂上にいた頃に、私達も赤岳の頂上にいましたよ。
不思議なものですね。
帰りのバスが一緒じゃないかと思ったら、13時台のバスに乗られたんですね。
私達はだらだらしてたので、14時台のバスでした。
ニアミス、残念!










てる (07/04)
emi (07/04)
監督 (07/04)
てる (07/03)
てる (07/03)
ふうろ (07/03)
まきくま (07/03)
kazooo (07/03)