槍ヶ岳 北鎌尾根
いつか厳冬期の北鎌に登りたいなんて思っているのだが、
今回はとりあえず無雪期に挑戦。
昨年のリベンジである。

1日目: 上高地〜徳沢〜横尾〜槍沢〜大曲り〜水俣乗越〜北鎌沢出合 (晴れ)
2日目: 〜北鎌のコル〜独標〜槍〜槍沢キャンプ場 (晴れ)
3日目: 〜横尾〜徳沢〜上高地 (雨)
長いので隠します。
水俣乗越〜北鎌沢出合
水俣乗越から見下ろすと、一般ルートのように踏跡がくっきりとついているが、実際に下りてみると悪く、ずるずると崩れる。平らになった後の川原歩きも飽きるものがあり、忍耐力が必要かも。北鎌沢出合にはテン場がそれなりにあるという話だったが、居心地よく過ごせそうな場所はせいぜい3張りぐらいだった。出合に水はないので、上流で汲んでおくか、下流50mほど下ったところに行くといいらしい。
北鎌沢出合〜北鎌のコル
北鎌のコルへは右俣から。途中に広い岩小屋があり、ビバーク可能。水はコルにけっこう近いところまで出ているので稜線に上がる前に汲むとよい。コル直下はかなりザレているが、ザレを強引に登らないとはまることになる。

右俣にある岩小屋。

稜線直下、草つきに入り、ドツボにはまるAurora。
北鎌のコル〜独標
コルにはすばらしく整地されたテン場がある。ご丁寧に木の枝を切り取った跡まであった。独標直下までは踏跡くっきりで面白くない。しかし、独標の登りからは楽しいルートファインディング。崩れやすい岩場なのでルートも絶えず変わるだろうし、落石には常に注意しなければならない。

核心の1つでもあるらしい?独標下のトラバース。
残置があるが、使わなくてもガバがあるのでとくに難しいとも思わなかった。

槍をバックに独標の上でのキューちゃん。
独標〜山頂
踏跡はかすか。数年前はマーカーがたくさんついているということだったが、今回はまったく見当たらなかったので、ルートファインディングの御醍味を味わえる。山頂直下、核心のチムニー2つは、1つ目は右から行けば巻ける。巻けると言ってもまあそれなり。2つ目はガバがたくさんあるので、腕力に自信がある人なら正体で、非力な人ならフリとキョンを使って登れる。そこを抜けるとすぐ山頂。

数々のピークを越え、いよいよ穂先へ。

山頂直下。ギャラリーがたくさん見下ろしている。
その他
北鎌のコルだけでなく、1〜2人用のテントを張れるスペースがいたるところにあった。
登ってみた感想は、長い!の一言。
最近空身でピストンのバリエーションルートしか行ってなかったので、
久しぶりのテン泊装備の岩登りルートはけっこうしんどい、というか飽きた(爆
独標を越えてからの行程が長かった、長かった…
体力的にとくに疲労感はなかったが、やはり集中力と忍耐力が必要なのかも?
独標〜槍までも長かったし、さらに下山の槍〜槍沢キャンプ場も長かった。
Auroraは飽きやすい性格なので、そういう意味で辛かった。
飽きるとぶつぶつ文句言いながら歩く癖は直さなきゃだな。
ごめんね、キューちゃん。
疲れなかったのは、9月に単独で北方稜線に行ったからかな。
こちらは短くて、破線ルートなので北鎌とは比べ物にならないが、
北鎌用のトレーニングルートとしてはいいかもしれない。
そういや、Auroraが行った後、9月後半に北方稜線で遭難があったっけ…
詳しくはこちら:
http://www2.knb.ne.jp/news/20070926_12999.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000306-mailo-l16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070926-00000156-mailo-l16
とりあえずは無雪期の北鎌に登れたので、次は残雪期。
そして無雪期の単独行に挑戦したいと思う。
積雪期はそれから…
他の槍の記録はこちら:
横尾から槍沢経由でピストン
横尾尾根から槍ヶ岳
COMMENT
と思ったら、あとで、だって。。。。
しょんぼりこ。
アップしました。
どうぞご覧ください。
もしかしてこつこつさんとばったりこしてるかな?
いや、こつこつさんが稜線でビバークしてた頃、
私たちは下でテント張っていたので…
無雪期、今年はもう難しいだろうなあ。僕は来年かなあ…。
天気は最終日の下山に雨につかまってしまっただけで
後はよかったのでラッキーでした♪
まだ雪が降らなければ、天気を見て行けるんじゃないでしょうか?
問題は休みですよね…
この角度からの槍の展望もすばらしいですね。
穂先の形は同じなんだなぁ。
北鎌、あこがれちゃうなぁ。(あこがれるだけですよっ)
山頂についたとき、拍手されませんでした?
そう、拍手されました。
いろんな人からおめでとうって言われました。
勘弁してほしいですよね。
無雪期の北鎌なんてそんな拍手されるほどのルートでもないのに。
山頂直下でキューちゃんと思わずトップを譲り合っちゃいましたよ。
それにしてもお疲れ様でした。
いつもながら、先の先を考えてこのひとつの山があるのだなぁと感心させられます。
私だったら一世一代の大冒険って感じになるだろうに。
頭が下がります。
最近は水俣乗越からアプローチしている人のレポを結構見かけるけど、大天井経由から行くのとどっちが楽なのかなあ?ガラガラしたところ歩くとなると、歩きにくい沢歩きって感じなんでしょうかね?
長いというけど、やっぱり体力勝負って部分がかなりあるんですね。いつか行ってみたいけど、体力をあと数段アップしないといけなさそう・・・
ともあれ、無雪の北鎌おめでとう。いつか残雪と厳冬?!のレポを拝見する時を楽しみにしております。
北鎌からの登頂者への拍手はお約束みたいですよ。
それを期待して登っている人もいるみたい…(苦笑
Licca Channelさん
無雪期の北鎌を最終目標にするなんてもったいない。
どんどんその先の山にも目を向けてください。
さらっとこなしてないですよ〜。
はまったって書いてあるじゃないですか〜。
あと、書いていないけど、けっこうルートファインディングに手間取りました。
水俣乗越からのルートは、私が参考にした『チャレンジ!アルパインクライミング』によると、体力ルートだそうです。大天井の小屋に泊まって空身で抜けるのがラクだそうです。
最近はガイドパーティがその大天井からのルートをよく使っているようですね。でも、そっから1日で抜けるのも中高年の方々にはけっこうきついかもと思いました。
体力はあればあるだけいいと思います。尾根上で一緒になったパーティは、北鎌を熟知している人がいたけど歩みが遅くて、ルートファインディングに手間取った北鎌初体験の我々のパーティよりも3時間半ぐらいも遅かったです。
でも、MINMINさんは若いときに培って貯金してある体力があるから大丈夫だと思いますよ?山それほど行ってらっしゃらないみたいだけど、レポを見るかぎりではきちんと歩いているじゃないですか。
いいなあ。わたしなんて、ふつーの道でもたいへんだよ。ココまで行くの。ま、くらべてもしゃあないね。
ひとつひとつクリアしていくその姿勢尊敬してますよん。まじ。
でも、なんでそんな人がワインこぼしたり、ケーブルぶっちぎたりするのかが、なぞだな。
私もなぜまきくまさまほどの方が、道路の真ん中で転んだり、
よく物を忘れたりなくしたりするのかがわかりませぬ…
私達も去年は大天井から行く予定でした。
もちろん小屋泊まりではないけど。
むしろ今は大天井からがポピュラーなみたいですね。
絶対拍手しちゃいます。だってカッコイイですもの。
サスガにおめでとうはいいませんけど。
「風雪の北鎌尾根」のイメージが強すぎるのかもしれませんね。
>踏跡くっきりで面白くない。
う〜んしびれます。カッコイィ!
こんな言葉一度言ってみたいです。
今週末使います。モチろん一般ルートで(笑)
> 「風雪の北鎌尾根」のイメージが強すぎるのかもしれませんね。
たしかに。
でも、あれは厳冬期なんですが…(苦笑
> 今週末使います。
ぜひ使ってください。
そして来週末はバリエーションルートに行ってください。
じーや♪もそう思っておりますぞ、姫様。
本当にすばらしいことですね。でもいっそうお気をつけられてくださりませ。
>でも、なんでそんな人がワインこぼしたり、ケーブルぶっちぎたりするのかが、なぞだな。
じーや♪もそう思っておりますぞ、姫様(笑い
あの写真はホント衝撃的でした

あれは姫が悪いのではなくて、ケーブルが弱いのがいけないのじゃ。
ひょっとして不良品だったのかも…











てる (07/24)
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