銀嶺の人
女性としてはじめて登った今井通子氏をモデルにした小説。
山を始めたばかりの頃一度読んだのだが、また読み返してみた。
今読んでみると地名がバリバリわかる。
「横岳」「赤岳」「行者小屋」「鷹取山」「越沢バットレス」、その他いろいろ。
つか、その頃の自分、上記の地名さえもわかってなかったんだ… ってかんじ(笑
実際の今井氏はどうかわからないけど、
この本の主人公の女性はすんごい気の強い人で女王様タイプ。
ここまで気が強くないと岩なんてやっていけないのか?
と、主人公のパワーがびしばしと伝わってくる本なので
読んでいるとある意味精神的に疲れるが、
岩に関しては猛烈にやる気モードになってくる。
今すぐにでも岩場に行きたいくらい。
ちょっとスランプ気味の岩ヤさんにおすすめの一冊か?(笑
まだ上巻しか読み返してないので、
下巻を読んだところで追記するかも…?
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COMMENT
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私も、昔読んだ「氷壁」とか「孤高の人」とかに出てくる地名、確かに分からなかった。
そこがどこにあり、どんな状況のところなのかが分かると、きっと頭の中の情景の広がりが豊かになって、本もより一層面白かっただろうな。
>>>スランプ気味の岩ヤさんにおすすめの一冊か?
私は岩ヤではありませんが、実は意気消沈気味・・・読んでみようかな。
『氷壁』、『孤高の人』、もう一度読み返してはいかがでしょうか?
私は『孤高の人』はまだですが、『氷壁』は地名がわかるようになってから読み返してみたら面白かったですよ。
岩ヤさんでない方へのおすすめの一冊は…
植村直己氏の『青春を山に賭けて』とかかな。
あと田部井淳子氏の『エベレストママさん』もいいですよ。
てる (08/25)
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