我々はいかに「石」にかじりついてきたか
![]() | 我々はいかに「石」にかじりついてきたか―日本フリークライミング小史 菊地 敏之 (2004/09) 東京新聞出版局 この商品の詳細を見る |
ついこの間出版されたと思っていたら、もう2年も前の本だった。
ってなワケで今更な感想なんだけど。
著者はガメラことガイドの菊地敏之氏。
彼の本は何冊か読んだことあるが、いずれもまじめな技術書だった。
『クライマーズ・ボディ』、『最新クライミング技術』、『最新アルパインクライミング』…
一方、この『我々はいかに「石」にかじりついてきたか』はかなりフザケている。
副題にもあるように「日本フリークライミング小史」であるが、
氏の私的な冗談とも言えるコメントがいたるところに散りばめられていて、
少しでもクライミング業界の内幕を知っていればウケること間違いない。
かくゆう私もほんのちょっとではあるがクライミング業界の裏話を知っているので
かなり笑わせていただいた…
でも、この業界のことを全く知らない人が読んだらどんなものだろうか?
どなたか知らない人、読んでみて感想を是非お聞かせいただきたい。
COMMENT
http://minminsroom.cocolog-nifty.com/webdiary/2004/09/post_7.html
かなり面白くて、自分の知らないクライマーの世界がわかって楽しかったです。
ちゃんと発売当初に買って読んだんですね。
えらっ!
私は古い人ほど名前を知らないので、初期のフリーがどんなかんじだったのか、この本を読んですごく勉強になりました。
何年かたったらこの続編とかも出してほしいと思いました。
現在の若手クライマーの方がいろいろと名前も知っているし、blogも読んでて親近感があるもんで。
今のクライミングジムやボルダリングの発展はとっても時代が変わったなあ・・・って思う次第です。私は古い人のせいか、名前の出ている人は結構面白かったですね。今はそのジュニア世代って感じでしょうか。
ジュニア世代…
そのまたジュニア世代もそろそろ出てきそうな気配?
てる (08/25)
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