北アルプス 蝶ヶ岳 2日目
徳沢キャンプ場でよく寝た後、蝶を目指して登っていく。
登り始め登山道にはまったく雪がないので、靴はアプローチシューズ。
しばらくたって雪が出てきたので冬用の靴に履き替えた。
キューちゃんは真新しい冬靴を持ってきていた。

新しい冬靴を初めて履くキューちゃん。
雪が出てくると登山道が見つけにくくなった。
赤布もいまいち目立たず、トレースもくっきりというわけでもなかった。
前日に入ったっぽいワカンの跡がかすかにあったのでそれをたどっていった。
たまに膝まで踏み抜いてしまうので途中からスパッツをつけた。
木がだんだんなくなり妖精の池へ。
だいぶ凍っていたが、まだ埋もれてはいなかった。

妖精の池。
森林限界を超え、頂上直下。
雪はやわらかく、アイゼンの必要はなかった。
やっぱり霞沢から蝶に変更して正解。

蝶ヶ岳山頂直下。左は小屋。

山頂。
頂上に到着。雪の蝶は4年ぶり。
風もほとんどなく、天気もよく、360度の展望だった。

穂高連峰。

登るはずだった霞沢岳。
はじめて雪山を始めた年、厳冬期にこの蝶ヶ岳に登った。その時、いろいろ苦労したのが一気によみがえってきた。はじめて腿までのラッセルをして足が上がらなかったこと、下りで滑落したこと、1人でバテてしまったこと、雪山のトイレにかなり抵抗があったことなど・・・ あの時は青かったなぁ。今もまだまだ青いけど。
展望を楽しんだ後は冬期小屋をのぞいてみた。
入口がハッチ式になって面白い。中は広く、トイレまであった。

冬期小屋入口。
その後は慎重に下った。
アイゼンがなくても大丈夫だが、徳沢までの最終ピッチがかなり急斜。
雪がある方がかえって下りやすいかも、と思った。
明るいうちに徳沢に下りれたので時間はたっぷり。
お汁粉に始まり、甘酒、お茶などをたくさん飲んであたたまった。
キューちゃんの持ってきた梅酒をちびりちびりやりながらスナック菓子も食べたり。
夕食のトマトスープスパは残っていたワインと共に。
酒の飲めないキューちゃんと一緒なのにこんなに飲むとは思わなかった。
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