風雪の平標山
どこの山かというと谷川連峰の平標山。
この山行は所属山岳会の会山行で、行程は以下の予定だった。
3/18(土) 元橋〜天丸木山〜三角山〜大源太山〜平標山の家周辺(C1)
3/19(日) C1〜平標山〜松手山〜元橋

入山時は風もなく、青空も広がっていた。
春山らしく気温も高いのでヤッケも脱いで雪を踏み抜いたりしながら進んでいった。
天丸木、三角山を越え、大源太山へ。
ここまでは風も特に強いというほどでもなかった。

毛無山から三角山へ。右側はすべて雪庇。

三角山頂上。しの竹がたくさんおいてあった。

大源太山頂。ここまでは平穏に来れたのだが・・・。
大源太から平標山ノ家までの稜線から風は強くなっていった。山ノ家に到着するも猛烈に風が吹き荒れていて横殴りの雪だった。8人ぐらいの人達がこの強風の中を雪洞を掘っていた。立っているとヤッケに雪がバリバリ凍りついた。平標、松手山はもっと風が強いところだし、次の日の天気の回復も見込めないので、我々は早々に山ノ家から尾根沿いに下山を開始。先行者のトレースもすぐ消えるし、20mほど先を行く人が見えなくなることもあったが、無事樹林帯に入り、風が弱まった場所にテントを張った。
時間もまだまだ早いので念入りにテン場の整地をする。山からの強風が予想されるので、塀もきちんと作った。トイレもしっかり壁で囲んだ。

テントの周りに塀を作った。
夜はお楽しみの宴会。合計8人のAとBの2つのパーティだったのだが、我々Bパーティは酒飲みばかり集まって、山行前から酒の打ち合わせでかなり盛り上がっていた。結局ワイン1本、日本酒五合、テキーラ1本をすべて瓶で担ぎ上げた。

テキーラとワイン。
テキーラは、塩とライムで飲むとさわやかに飲めるらしいのだが、結局酒飲みばっかりなので皆平気で生のままグイグイ飲んでいたという・・・

南米みやげのテキーラ。
Aパーティからの差し入れの梅酒も少し返さなければいけないということもまったく気づかずすべて飲み尽くし、その夜はすっかり酔っ払って寝入ってしまったBパーティであった・・・
あとは自分メモ。
上:マムートヤッケ、メリノウール、outlast厳冬期用
下:コロンビアパンツ、ヘリテイジオーバーズボン、スパッツ
手:インナー+オーバー手
一番寒くて風の強い大源太〜山ノ家間でoutlast+ヤッケだったのは大失敗。気温が高かったのでよかったが、低かったら低体温症になってしまったかも。
手袋もオーバー手をしていなかったので、一番風の強い山ノ家についたとたん、一気に濡れてしまった。予備手袋に変えるとき手がかじかんで動かなかった。これも気温が低かったら凍傷になってしまうところ。ウール手はザックの中だったし、ひたすら反省。
夜ははじっこだったけどダウンを着なくても寒くなかった。就寝時の服装は、上+フリース、下+象足、頭は薄手フリースと100円ニット帽。手袋ははめて寝なかった。
コロンビアのパンツはいまいち。汗がこもってしまい蒸れる。デザインはかわいくて気に入っているのだが、やはり冬用にちゃんと買い換えなければ。
行動食は朝ご飯のおにぎり2個のみ。あとは温かい麦茶と砂糖がちょっと入ったミルクティ。
2週続けてテント山行をしていたので、すごく楽な山行だった。もっとボッカすればよかったかも。
COMMENT
たしかそこでも行方不明の方が居たような…
まずはご無事で何より
気温は高かったけど風も雪もすごかったです。
続きはレポで・・・
あの樹の右側はすぐセッピ?
早く読みたいけど
体も休めて下さいね〜
いまだに行方不明の方がいますよね・・・。
オーロラさんどこに行ったのか心配でした。
何ごともなくよかったです。
平標山、たしかに単独の男性がまだ見つかってないですよね。
かなーりの風と雪だったからどうかな・・・
冬にはそんなになるのね。
まぁ、風は吹き抜けーって感じのとこですが。
寒い夜はキツメのお酒がカッときていいよね。
スミレ咲く春の高尾と同じ日本とは思えんな。
そう、右側はセッピです。
写真のコメントに書いておきました。
☆ロビンさん
平標はお花の楽園なんだ!
知らなかった!
私は雪の時期にしか行ったことないから。
同じ18日に自分は東北の吾妻に行ってたけど、天候悪化傾向は明らかだったけど、風は穏やかだったので、どうやら上越方面が今回早い段階で悪くなったようですね。
雪庇、私はこれにコテンパにやられました。雪庇が波打っていて大変でした。つぼ足の方が安全ですね。スキーつけてたから、波乗り気分で上がったり下がったりで登る以上に疲れました。たまには冬山縦走気分の山もいいかなって。
平標山の家から降りたのは大正解でしたね。さすがしっかりした山岳会で判断にぶれがないですね。
どうもすみません。
吾妻の写真、そちらの掲示板でみました。
雪屁のわきをスキーで行くんですか?
すごいですね。
レポ、楽しみにしています。
ニセコのは読みましたよ

仙ノ倉で亡くなられたAさんは、奇しくも3年前のアコンの最終キャンプ地(5800m)でお会いした方でした。今回同様「M山の会」での創立20年の記念山行でした。当時故人は立っているのもやっとという状態で辿り着かれ、翌日意識がなくなり会のメンバーによってBCに下ろされました。人一倍責任感があり、無理をされていたようでした。今回は恐らく「M山の会」の雪訓だったのではないかと勝手に想像していますが、厳しい状況下で故人が頑張り過ぎたためではないかと推察されます。いずれにしても、同じ登山愛好家として、故人のご冥福をお祈りしたいと思います。
山に登る以上リスクはつきものですが、「気象遭難」だけは是非回避し、山を楽しみたいものですね。今後もくれぐれも無理をなさらずにご活躍されることを期待しております。
お久しぶりです。
阿弥陀北稜は中止してよかったですね。
あそこもけっこう上まで樹林帯なので悪天でも行ってしまうというところなので。
故人とお知り合いでしたか。
うちの会で言えば、まだまだ故人は全然現役な年齢。
きっとM山の会でもそうだったのでしょうね。
海外でもいろいろな経験をなさっていたとか。
本当に残念です。
心からご冥福をお祈りいたします。











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