沈黙の山嶺
blog放置の言い訳ではないんですが、
今年は厄年っぽくて、いろいろありました(笑)
っていうか過去形でなく、現在進行形です。
でも、めげずにがんばります。
そんな中ですごく面白そうな山本(やまぼん)を見つけたので紹介。
沈黙の山嶺(上) 第一次世界大戦とマロリーのエヴェレスト
沈黙の山嶺(下) 第一次世界大戦とマロリーのエヴェレスト
5月25日に発売されたばかりのできたてホヤホヤのまだ湯気が立っている新刊。
エベレストに登頂したのかどうかわからないまま
遭難してお亡くなりになったマロリーさんのエベレスト登山隊のお話です。
なんだかアメリカ、カナダ、イギリスとかではベストセラーだとか。
本屋行けば山積み、キオスクとかでも売ってるそうですよ。
いろいろ賞も取ってるみたいです。
詳しくは著者のWADE DAVISさんのサイトのこちらを。
マロリーさんと言えば、こんな本もありましたよね。
そして謎は残った―伝説の登山家マロリー発見記
マロリーは二度死んだ
遥かなる未踏峰〈上〉 (新潮文庫)
遥かなる未踏峰〈下〉 (新潮文庫)
これらの本と『沈黙の山嶺』が違うのは、第一次大戦まで遡って
エベレスト登山隊員それぞれのバックグラウンドを詳しく書いていること。
筆者のDAVISさんはそれ調べるだけですごい時間がかかったとか。
10年かけた力作だそうです。
また、マロリーは山男としては素晴らしかったけど、
機械音痴で忘れ物や落し物が多い人だったなどの話も載ってます。
ほかの隊員はそんなマロリーをフォローするのが大変だったみたい。
自分だったら人間ができてないので、
そんな人と登山するのはまっぴらごめんですけど(笑)
エベレスト隊員たちは皆人間ができてた方達だったんですね。
ほかにもマロリーはかなりのイケメンだったので男子校ではモテモテだったとか。
などなど、腐女子にはたまらない話も載っているそうです。
白水社のwebサイトで、訳者の秋元由紀さんが
「沈黙の山嶺・小話集」を連載しているので、
それも合わせて読むとさらに楽しめるかも。
あとはこの『沈黙の山嶺』のfacebookの特設ページがあって、
この登山隊の行動を日付に合わせてほぼ毎日紹介しています。
マロリーさんは6月8日でお亡くなりになってしまう(?)けど、
登山隊はその後も行動を続けるのでまだまだ楽しめそうですよ。
お値段は一冊約3500円とかなり高額ですが、
2回飲みに行かないでこの本を購入されてみてはどうでしょうか。
飲みに行ったらせいぜい2~3時間しか楽しめないし、
翌日具合悪くなったり、アルコールの摂取は認知症の原因になったりするけど、
この本は二冊で1ヶ月ぐらい楽しめますよ。
読書は認知症予防にもいいし。
そう考えるとかなりのお買い得商品だと思います。
さらにamazonで購入すると、1%のポイントがつきますよ。
白水社のtwitter情報によると、
大型書店に無料のお試し版冊子を置いてあるそうです。
立ち読みで中身を確認するのもなんなので、
それをゲットして読んでみて一晩購入するかどうか考えてみてはいかがでしょうか。
自分のところにもそろそろ届くはずw
読むのが楽しみ~♪



COMMENT
面白そうな山本のご紹介ありがとうございました。
ワクワク感が伝わってきました。
ここ数年は山本を買っても積読(つんどく)だけで、どれも読み終えるに至ってません(笑)
自分の撮った山の写真を使って貰った本もまたしかりです(汗)
読書に時間を割けるということは、本当に幸せなことですね。
読み終えられた後の感想もお待ちしています!
放置blogにご訪問ありがとうございます。
積読だけなんてもったいない!
通勤時間などを利用してぜひぜひ読んでください。
ほかにも並行して読んでる本もあるので、
感想はもう少しお待ちをw
てる (08/25)
mima (08/24)
てる (12/24)
KMD (12/24)
てる (11/25)